
今年で3回目を迎え、産官学民が連携して行われた本イベント。関係省庁、有識者、事業者等によるパネルディスカッションや、省庁による食べ残し持ち帰り促進ガイドラインについての講演、各団体のブース出展などに、過去最高となる580名が参加し、関心の高まりを感じさせるものとなりました。
食品ロスとは、まだ食べられるにもかかわらず廃棄される食品のことで、日本では年間464万トン(うち家庭系約233万トン、事業系約231万トン)と推計(農林水産省及び環境省「令和5年度推計」より)。限りある資源の有効活用や環境負荷への観点などから、食品ロス削減は大きな課題となっています。
要因の一つに挙げられる、外食での食べ残しを削減する取り組みが「mottECO」。海外では食べ残しを持ち帰る文化が根付いている国も多くある中、日本では食品衛生上のリスクや、消費者の鮮度志向の強さなどから、積極的には行われてきませんでした。mottECOでは、消費者庁・厚生労働省が定めた、持ち帰りについてのガイドラインに基づいて、飲食店と利用者の相互理解のもとで、 “食べ残しをしない” “やむを得ず食べ残したものは、自分の責任で持ち帰り、ごみにしない”という消費行動の普及を目指しています。 
持ち帰りに際しては、本取り組みに参画する飲食店側が、環境に配慮した認証紙で作られた専用の容器「mottECO ボックス」を用意。希望があれば、利用者自身の責任で持ち帰ることによって、食品ロス・ゴミの削減に取り組むとともに、持ち帰りという行動変容の啓発を図っています。
日本ホテル株式会社の各ホテルでは、食べ残しの持ち帰り「mottECO」の推進のほか、食品ロス削減のためにさまざまな取り組みを実施しています。
ホテルメトロポリタン エドモントの「パティスリーエドモント」では、宴会や披露宴用に大量に焼き上げたパンのうち、未提供のものにひと手間加えて作った「ラスク」を販売。 
「東京ステーションホテル」では、使われることの少ない米ぬかを使った、新感覚のオリジナルの焼き菓子「ロンデル」を開発。
どちらも、サステナブルかつ、ホテルメイドの確かな味で、人気の手土産の一つとなっています。