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ご飯の代わりに白いんげんを添えて。フレンチのシェフに習う「チキンとトマトのカレー」

2020.08.21

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家庭画報のレジェンド・レシピ スパイス香る真夏の「名人カレー」 第12回(全15回) 創刊号から最新号まで、『家庭画報』に掲載された膨大な数の料理レシピの中から、今、改めてお伝えしたいものを編集部が厳選してお届けする「レジェンド・レシピ」。今回は暑い夏に食べたい料理の筆頭格、カレーの名作レシピをお届けします。スパイスづかいやちょっとしたひと手間に、作り手のセンスが光るアイディアが満載。異国情緒たっぷりの「名人カレー」に挑戦して、夏を元気に乗り切りましょう。前回の記事はこちら
家庭画報のレジェンド・レシピ「名人カレー」

シェフが提案するお洒落な逸品
おもてなしのフレンチカレー


市販のカレールーを使わず、フランス料理の食材や手法を使って作るフレンチスタイルのカレーは、カジュアルに楽しむ集いのシーンにぴったりです。ワイン片手に味わいたい、スパイスで香り高く仕上げるお洒落なカレーのレシピをご紹介します。

菊地美升さん(ル・ブルギニオン オーナーシェフ)のアイディア
ワインが似合う、洗練のアレンジカレー



チキンとトマトのマイルドカレー
チキンとトマトのマイルドカレー
ご馳走感のある骨つきの鶏もも肉を水煮トマトで煮込んだ、マイルドでこくのあるカレーは、きめ細かい泡の刺激が喉に心地よいシャンパンと好相性。ハーブの香り漂う白いんげん豆を別の器で添えていただく。

使う食材の多くは家庭料理でおなじみのもの。ところが、素材の合わせ方やスパイスとハーブづかいなどのセンス溢れるひと工夫をすることで、お洒落なフレンチスタイルになるカレーレシピを菊地美升さんに教わりました。

「チキンとトマトのカレー」は白いんげん豆を添えて。“ご飯と一緒に食べるもの”という既存の概念にとらわれないことで、カレーの楽しみ方はぐんと広がります。おいしいもの好きのゲストも舌鼓を打つ、人気シェフが提案するご馳走カレー。ぜひ夏のおもてなしメニューに加えてみてください。

菊地美升さん
菊地美升さん
(きくち・よしなる)

1966年北海道生まれ。都内のフランス料理店で修業後、91年に渡欧。フランス各地のレストランで約3年、イタリアで8か月腕を磨き、ワインへの造詣も深める。帰国後、2000年に「ル・ブルギニオン」をオープン。

ル・ブルギニオン

東京都港区西麻布3-3-1
電話 03(5772)6244

※2003年7月号「ご馳走カレーでおもてなし」より。
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