本日ご紹介するのは、「分とく山」野﨑洋光さんによる春の献立。「ふきと豚の味噌汁」「しらすの菜種焼き」「たたき長いものたらこがけ」の一汁二菜です。煮もの代わりの、具だくさん味噌汁が主役。ふきの苦みと豚肉の相性はバツグンで、ビタミンBの豊富な豚肉をたっぷりの野菜とともに食べるのは、栄養バランス的にもおすすめです。
副菜の長いもはビニール袋に入れて叩くことで断面が割れ、大きさが不揃いになることで、シャキシャキとした食感が出ます。汁ものの豚肉のコク、菜種焼きの卵のコク、たたき長いものたらこのコク、それぞれ違うタイプのコクを味わってください。『野﨑洋光 春夏秋冬の献立帳』より。
【材料 2人分】
・ふき 1本
・豚ロース肉（薄切り） 80g
・長ねぎ(1cm幅の小口切り) 1/2本分
・水 300cc
・味噌 20g
・塩 適量
【作り方】
1：豚肉は3cm長さに切る。
2：ふきは鍋に入る大きさに切り、多めの塩をまぶして板ずりし、熱湯で2～3分ゆでる。冷水にとって皮をむき、斜めに切る。
3：1をざるに入れ、2の湯に浸して箸でほぐし、すぐに冷水にとって水気をきる。
4：別の鍋に分量の水、2、3、長ねぎを入れて火にかける。
5：沸いたら味噌を溶き入れる。
