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厚いヒレ肉を叩いて焼いて「スカロッピーナ」。今夜はご馳走イタリアン

2017.03.04

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スカロッピーナという料理名はフランス語の「エスカロップ」をイタリア語化したもので、「薄切り」のこと。それがイタリアでは「薄切り仔牛肉のソテー」というひとつの料理として定着しました。日本では仔牛肉がなかなか手に入りにくいので、ここでは同じ白身の豚肉で代用しています。週末のご馳走イタリアン、お試しください。「エル・カンピドイオ」吉川敏明シェフのレシピです。

「仔牛の場合はもも肉で作ることが多いのですが、豚肉ならヒレ肉がおすすめ。ウェルダンに火を入れても柔らかいし、輪切りにして叩くだけで丸い形になってスカロッピーナらしくなりますからね。 薄切り肉のソテーといっても、日本で売られているスライス肉のような、ごくごく薄い肉を焼くわけではありません。厚みのある肉を叩いて薄くのばしたものを焼きます。イタリアには、もともとごく薄く切って食べる肉料理がないんですね。せいぜい生肉で食べるカルパッチョくらい。肉はある程度の厚みがないと、火を入れたときにすぐに水分がとんでパサつきやすく、何よりも旨みが出ない、と考えるからです。だから、薄切り肉の料理は、必ず厚めに切ったものを叩いて薄くします」(吉川シェフ)。

スカロッピーナ、レモンバターソース 撮影:日置武晴



「豚肉を叩いて2㎜くらいまで薄くしますが、焼き縮みが出て少し厚みが戻るので、ちょっと叩きすぎかな、と思うくらいしっかり叩いて大丈夫。長さのある豚ヒレ肉の場合、頭側と尻側では肉の硬さや縮み方が違って、頭側のほう(赤みが強く、太いほう)が縮みやすいので、こちらを使うときはとくに強めに叩きましょう。薄くてすぐに火が通りますから短時間でさっと焼き、白ワイン、レモン汁、湯を入れた焼き汁にバターを煮溶かし、ソースにします」(吉川シェフ)。

【材料 2人分】
・豚ヒレ肉 200g
・塩、黒こしょう、小麦粉(薄力粉) 各適量
・サラダ油 大さじ1
・白ワイン 大さじ3
・レモン汁 小さじ2
・湯 大さじ1
・パセリ(みじん切り) ひとつまみ
・バター(小角切り) 20g
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