〔特集〕この夏、心と体を解きほぐす 沖縄 癒やしの時間(2) エメラルドグリーンの海を眺めながらの朝ヨガ、琉球ハーブの香りに包まれるスパトリートメント、そして島野菜たっぷりの滋味溢れる食事―。亜熱帯の楽園が、心身をやさしく解きほぐし、内側から輝く美しさを呼び覚まします。この夏、島時間に身を委ねる極上のエネルギーチャージの旅へ出かけませんか。
長寿の島・沖縄の食で体内から健やかに
琉球薬膳の知恵で食養生を
琉球薬膳料理研究家・宮國由紀江さんに、夏の養生レシピを教わりました。薬膳の効能に基づいて考え出された絶品料理は、沖縄以外の土地でも手に入りやすい食材で作れるものばかり。暑さで疲れた胃にも優しく、さっぱりとした味つけで食が進みます。
薬膳茶漬け

効能
益気健脾(えっきけんび)
消化吸収機能を整えることで、全身の活力を向上させる。
材料(2人分)
・白米1合に雑穀20gを入れて炊いた雑穀ごはん…300g
・卵…1個
・にんじん…20g
・からし菜…40g
・アジの切り身(刺身用)…60g
・油…小さじ1
〈だし汁〉
・かつおだし…400cc
・生姜汁…大さじ1(10g)
・ナンプラー…大さじ1(10g)
・塩(久高島のものがおすすめ)…小さじ1/2
作り方
(1)薄焼き卵を作り、千切りにする。
(2)人参は千切りにし、柔らかくなるまでボイルする。
(3)からし菜は塩もみし、水気を切り、油を入れて中火でさっと炒める。
(4)かつおだし、生姜汁、ナンプラー、塩を鍋に入れ温める。
(5)器に雑穀ごはんを入れ、薄焼き卵、にんじん、からし菜、アジの切り身をのせる。
(6)(5)に(4)をかける。
変わりゆし豆腐

効能
清熱生津(せいねつせいしん)
体にこもった余分な熱を冷まして取り除き、失われた潤いを補う。
材料(2人分)
・ゆし豆腐…200g
・モロヘイヤ…80g
・塩(久高島のものがおすすめ)…3g
・白ごま…6g
・コーレーグス…お好みの量
・かつおだし…100㏄
作り方
(1)鍋にかつおだし、塩を入れて温める。
(2)(1)にゆし豆腐を入れ、火が通る程度に加熱する。
(3)フライパンに油を入れて熱し、食べやすく切ったモロヘイヤを中火でしんなりするまで炒める。
(4)(3)に白ごま、塩を入れ味を整える。
(5)器に(2)を入れ、(4)をのせる。
桑葉ゼリーパフェ

効能
清熱滋陰(せいねつじいん)
体の熱を冷ましながら同時に慢性的な潤い不足を改善し、体内のバランスを整える。
材料(2人分)
・豆乳…200㏄
・桑の葉パウダー…10g
・砂糖1…50g
・ゼラチン…10g
・パイナップル…50g
・バニラビーンズ…半分
・砂糖2…100g
・グアバ…50g
・砂糖3…100g
・レモン汁…10g
・桑の実…30g
・レモン…10g
・砂糖4…50g
・黒蜜…お好みの量
作り方
(1)鍋に豆乳、桑の葉パウダー、砂糖1を入れ、砂糖が溶けるまで温める。
(2)(1)にお湯で戻しておいたゼラチンを入れ、溶かして粗熱を取る。
(3)グラスに(2)を入れ冷やす。
(4)グアバの皮をむき細かく刻む。
(5)鍋に(4)、砂糖2、レモン汁を入れ砂糖が溶けるまで煮詰める。
(6)パイナップルを細かく刻む。
(7)鍋に(6)、バニラビーンズ、砂糖3を入れ砂糖が溶けるまで煮詰める。
(8)桑の実、レモン汁、砂糖4を鍋に入れ砂糖が溶けるまで煮詰める。
(9)(3)に(5)、(7)、(8)、黒蜜をかける。
宮國由紀江(みやぐに・ゆきえ)
琉球薬膳料理研究家、料理教室「薬膳琉花」主宰、栄養士、国際中医薬膳師。『御膳本草』の精神を伝える琉球薬膳の普及に努める。Netflixのドキュメンタリー『100まで生きる:ブルーゾーンと健康長寿の秘訣』への出演でも注目を集める。
セブンアカデミー特別講座
宮國由紀江さん・ともこさん「琉球薬膳」でおいしい養生生活を
琉球薬膳料理研究家・宮國由紀江さんと、数秘研究家で旅エッセイストのともこさんによるトークイベントを開催します。長寿の島・沖縄の「クスイムン(薬食同源)」について、また琉球薬膳を今日から楽しめる調理法や食材の組み合わせの知恵など、たっぷり語っていただきます。
日時:2026年10月2日(金)11時~12時30分
会場:セブンアカデミー(東京・市ヶ谷)
お申し込みは右下のURLからウェブサイトヘ、またはお電話で。
https://academy.sekaibunka.com/sebun/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=9009645セブンアカデミー事務局
TEL:03(6697)0771(10時~17時)
※土曜・日曜・祝日を除く