鶏むね肉とかぼちゃの南蛮漬け
直美 確かにこの漬け汁、玉ねぎの香りが立っているわね。風味がしっかり移って、食べるとより玉ねぎを感じるわ。
りゅうた そうなんだよね。水を入れる前に玉ねぎをマリネすると10分でも玉ねぎから水分が出てくたっとして、漬け汁全体に玉ねぎの風味がまわるんだよ。
直美 かぼちゃもおいしい!揚げないとおいしくないと思ってたけど、焼いてもおいしいわ。私は揚げるからもう少し厚く切るけど、焼くならこのくらいね。
りゅうた そうそう1cm以内なら、焼くだけで火が通るからね。かぼちゃって固くて切りにくいといわれるけど、ちょっとしたコツで簡単に切れるんだよ。
直美 そういえばお友達から聞いたんだけど、だんだん力が弱くなって、かぼちゃを切るのが怖いからレンチンしてから切るって。でもそうすると味はちょっと変わるのよね。
りゅうた 確かに料理によっては気になるけど、レンチンしてから切るのもいいと思うよ。けがをしたら困るしね。せっかくなので基本をおさらいしておこうか。
【かぼちゃの切り方】
断面を下にして安定させ、てこの原理で切る
かぼちゃは必ずまな板の上に安定するようにおく。1か所、包丁の刃を押し当てて少し切り込みを入れる。切り込みを入れたところを支点にして、刃先を手で支えて、柄を下におろす。
直美 お友達にこれを見るように伝えるわ!
りゅうた だったらついでに鶏むね肉の切り方も伝えたいなあ。切り方によって食べやすくなるからね。
詳しいレシピは明日公開。鶏むね肉の切り方とともに、きじま家定番の南蛮漬けを今風にアレンジした作り方に乞うご期待!・連載「きじま家三代、旬のおかずレシピ」の記事一覧はこちら>>
杵島直美(きじまなおみ)料理家であり母である故・村上昭子のアシスタントを経て独立。和食を中心とした家庭料理のほか、漬物や梅干しなど季節の保存食レシピに定評がある。料理番組や雑誌、新聞、書籍をはじめ、講演会など幅広く活動する。旅好きで、最近はひと月の1/3は調理道具を持って全国各地のオートキャンプ場や、自炊のできる湯治宿を訪れる。旅先で旬の食材を調達して調理し、その土地ならではの味を楽しむ。
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@tezukurinaomiきじまりゅうたアパレル会社のブランドディレクターを経て料理を学び、母・杵島直美のアシスタントを5年務める。28歳で独立し、テレビ、雑誌、新聞、書籍をはじめ、イベントや講演会で活躍。ポイントをおさえて手軽でおいしく作れる料理動画も人気。軽妙でわかりやすいトークと、オリジナリティあふれる料理をモットーにしている。趣味はサーフィン、山歩き、音楽鑑賞。
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@ryutakijima
村上昭子(むらかみあきこ)(1927~2004)東京都出身。呉服店の三女として生まれ、従業員らの食事作りを手伝いながら育つ。昭和20年、国民生活学院で本格的に料理を学ぶ。結婚後は夫の仕事関係の客が多く、また親類や知人も頻繁に出入りしていたため、料理でもてなす日々を過ごす。にぎやかな食卓が大好きでお酒も大好き。学生時代からの縁で、料理番組のアシスタントを頼まれたことがきっかけで料理家に。作りやすくておいしい、昔ながらのおふくろの味で人気を博す。