〔特集〕今、楽しみたい5つの新体験 ときめく大人のジェラート イタリア生まれのジェラートが、日本で独自の進化を遂げています。お取り寄せもできる日本各地の逸品から、野菜が主役の新感覚派、コーヒーやお酒とのペアリングに手作りレシピまで。この夏、新しいジェラート体験を。
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専用機いらずの手作りレシピ
人気ジェラート教室発、家庭でできたての味を
ジェラート作りは専用機械がないと難しいと思っていませんか?実は、スプーンとハンドブレンダーだけでなめらかに手作りできます。作り方を教えるのはジェラートレシピを長年研究する齋藤由里さん。
「基本は材料を混ぜて、冷やし固めながら混ぜるのを繰り返すだけ。とてもシンプルです。ポイントは冷凍庫に入れてからの混ぜ方で、材料の性質によって調整が必要です」。
「メロンのソルベ」は水分が多く乳脂肪分が少ないため、こまめに混ぜる回数を増やすとなめらかに仕上がります。「ティラミス風ジェラート」は乳脂肪分を含むためガチガチに凍りにくく、初心者におすすめ。できたてジェラートのおいしさを、ぜひご家庭でも楽しんでください。
ティラミス風ジェラート
手に入りやすく、乳製品と相性のよいお麩を使い、ティラミスらしいふんわり食感を再現。
材料(3~4人分)・マスカルポーネ…260グラム
・牛乳…150ml
・麩…3グラム(小6個)
・卵白…3個分
・練乳…30グラム
<エスプレッソソース>
【A】
・エスプレッソ(濃いめのインスタントコーヒーで代用可)…150ml
・グラニュー糖…60グラム
・ラム酒…小さじ1
作り方(1)麩は厚手のポリ袋に入れ、手でもんで粉状にする。
(2)鍋に(1)、牛乳を入れてハンドブレンダーでなめらかにする。火にかけてゴムべらで混ぜながら加熱し、粘りが出たら火を止める。
(3)ボウルに卵白を入れてハンドミキサーでムース状にする。
(4)(2)に練乳、マスカルポーネを加えてハンドブレンダーでなめらかに混ぜる。
(5)(4)に(3)を加えてゴムべらでむらなく混ぜ、容器に入れて蓋をし、冷凍庫に入れる。
(6)30~60分後を目安に冷凍庫から取り出す。底からすくってスプーンの背で押しつぶすようにしてなめらかにし、冷凍庫へ戻す。
(7)30~60分ごとに、(6)を3回繰り返す。2、3回目でハンドブレンダーを使うと、よりふわっとなめらかな仕上がりになる。
(8)最後に混ぜた後は冷凍庫にしばらくおき、状態が安定したら完成。
(9)エスプレッソソースの材料を鍋に入れて、とろりとするまで煮詰める。(8)を器に盛ってエスプレッソソースをかける。
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齋藤由里(さいとう・ゆり)お菓子作り好きと、イタリア好きが高じて、ジェラートとお菓子作りを習うためイタリアへ。修業中にマシンがなくてもジェラートが作れるのではないかと考え、帰国後独自に研究を重ねて、2014年に東京・神楽坂の自宅でジェラートとイタリア菓子の教室「giglio(ジリオ)」を開講。2024年には鎌倉教室もスタート。
最新刊『新版 おうちで作るイタリアンジェラート&ソルベ』
(1980円 世界文化社刊)
ジェラートの材料の性質によって「混ぜる・練る」の作業のコツを分けて紹介しているので、初心者でも簡単に作れます。乳製品不使用のラズベリージェラート(左)やカカオナッツジェラート(右)、ほかにも低糖質・低脂肪なジェラート約50点のレシピを掲載。猛暑を乗り切るヘルシーなスイーツが楽しめる一冊です。
