〔特集〕食文化研究家 北村光世さん 87歳、健康長寿のオリーブオイル&ハーブレシピ 30年以上オリーブオイルとハーブを研究し続けてきた北村光世さん。87歳の現在もパワフルに活躍し続ける理由はどこにあるのか、その秘密をレシピとともにご紹介します。
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オリーブオイル3段活用(1) ゆでる
ゆで汁に加えるだけでこくをもたらす
ブロッコリーのオリーブオイル煮とスープ
栄養たっぷりのブロッコリー。切り方とゆで時間を少し変えれば、花蕾と茎の食感を楽しみながら、ゆで汁までおいしくいただけます。スープの素がなくてもオリーブオイルがうまみと優しい香りを引き出し食欲増進。
材料(ブロッコリー1株分)と作り方[1]ブロッコリーの茎の表面にある筋は硬いため、薄く削ぐ。花蕾と茎がつながった状態で小房になるように縦に切る。
[2]浅い鍋か深めのフライパンにブロッコリーを入れ、全体がやや浸るくらいの水と塩少々を加える。
[3]エキストラバージンオリーブオイルを小さじ2入れてふたをした後、中火にかけ、上下を返しながら10分ほど煮て色合いを見る。鮮やかな緑色になったらさらに2~3分、柔らかくなるまでしっかり煮る。

[4]ブロッコリーを皿に盛りつけ、煮汁はスープとしていただく。お好みでオリーブオイルをかけてもよい。
オリーブオイル3段活用(2) 炒める
水分をとばした素材から出たうまみと一体化、調味料のよう
赤ピーマンと炒め玉ねぎソース
オリーブオイルも摂りすぎは禁物。玉ねぎの水分を出した後にオイルを加えることで、少なめのオイルでもうまみを引き出せます。粘りと甘みのある玉ねぎが、種を取らずにそのまま炒めた赤ピーマンとよく合う一品。
材料(2人分)と作り方[1]玉ねぎ(中)1個を縦半分に切り、さらに縦に薄切りにする。フライパンに玉ねぎと塩少々を入れて中火にかけ、よく混ぜてふたをする。
[2]玉ねぎがしんなりして水分が出たらふたを取り、エキストラバージンオリーブオイル大さじ2弱と4か所に切り目を入れたローリエの葉(あれば生)を1~2枚加えて炒める。全体があめ色になり、粘りが出たら塩とこしょうで味つけをして玉ねぎを取り出す。

[3]焦げを取り除いた同じフライパンにオリーブオイル小さじ2と水気をきった赤ピーマン(中)4個を丸ごと入れ、転がしながら炒める。
[4]赤ピーマンに玉ねぎをのせていただく。
オリーブオイル3段活用(3) 揚げる
ころもはカリッ、中はふっくら。実は一番揚げ物に向く油
ハーブと夏野菜のオリーブオイル天ぷら
オリーブオイルは食材の表面に留まって中に入り込みにくいため、外はカリッと中はふっくら仕上がります。少し時間が経ってもべちゃっとなりにくい。酸化に強いため、余ったオイルはほかの料理にもおいしく使えます。
材料(作りやすい分量)Aボリジの葉、ローズマリーの枝と花、セージの葉、ズッキーニ、かぼちゃ、オクラ…各適量、好みで
衣小麦粉…1カップ
炭酸水…140~150ml
エキストラバージンオリーブオイル…適量
作り方[1]Aをそれぞれ食べやすい大きさに切る。オクラは丸ごと使う。
[2]ボウルに小麦粉を入れ、炭酸水を加えて泡立て器で混ぜながら好みの硬さの衣を作る。
[3]小さめの鍋でオリーブオイルを温め、薄く衣をつけたAを入れて揚げる。新芽のローズマリーは、衣をつけず素揚げにしてもおいしい。

[4]お好みで塩やレモンをかけていただく。
(次回へ続く。)
「セブンアカデミー」特別講座 北村光世さん オリーブオイル&ハーブがもたらす健康長寿暮らし
本特集と連動し、北村光世さんによるトークイベントを開催します。87歳の元気で心豊かなライフスタイル、ハーブやオリーブオイルの活用法などたっぷりとお話しいただきます。
日時:2026年6月25日(木)11時~12時30分
料金:7700円(オリーブオイル250mlのお土産付き)
会場:セブンアカデミー(東京・市ヶ谷)
お申し込みは
ウェブサイト、もしくはお電話で。
セブンアカデミー事務局
TEL:03(6697)0771(10時~17時)
※4月30日~5月6日と、土曜・日曜・祝日を除く