
おいしいヘルシー!18cmのせいろ蒸しレシピ(3) 人気沸騰中の「せいろ蒸し」。台湾に留学経験があり、せいろを日常的に使いこなす料理家のりん ひろこさんが断然おすすめするのは、やや小ぶりな18cmサイズのもの。1人でも家族でも使いやすく、おいしい料理が簡単に作れるせいろの魅力とは?この連載では、発売中の『ぜんぶ18cmのせいろ蒸し』(りん ひろこ著、世界文化社刊)より、せいろの使い方と、誰でも失敗なく作れるせいろ蒸しレシピご紹介します。前回記事はこちら>>
せいろを重ねることで、一度に複数の料理が作れるのもせいろ蒸しのメリット。火に近い下段には蒸し時間が長い料理を、上段には火の通りが早いものを置くと、どちらもおいしく蒸し上がります。量を一気に作れるので、おもてなし料理にもおすすめ。せいろごと食卓に出すことで特別感もアップします。
※どちらのレシピも直径18㎝の小さめサイズを使用しています。21cmや24cmのせいろを使う場合は、蒸し時間を2~3 分長くして様子を見てください。

野菜を下の段、春巻きの皮と肉みそを上の段にして蒸せば、具を包んで食べる中国式春巻きが完成! “手巻き”で食べるスタイルが、ホームパーティーにもぴったりです。
材料(3~4人分)
〔上段〕
春巻きの皮……6~8 枚
肉みそ
豚ひき肉…… 30g
A みそ……大さじ1
砂糖…… 大さじ1/2
にんにく(すりおろし…… 小さじ1
ごま油…… 小さじ1
〔下段〕
蒸し野菜※
ブロッコリー(小房に分ける)…… 1/4株分
ねぎ(斜め薄切り)…… 1/2本分
きゅうり(斜め薄切り)…… 1本分
にんじん(細切り)…… 1/3本分
※野菜はお好みのものでOK。
準備
下段のせいろにクッキングシートを敷く。鍋に湯を沸かす。
作り方
1.下段は、せいろに野菜を入れる。
2.上段は、耐熱容器に豚ひき肉とAの材料を入れ、よく混ぜてせいろに入れる。春巻きの皮を4つ折りにし、少しずらして並べ、耐熱容器に触れないようにクッキングシートに包んで横に入れる。
3.せいろを重ねてふたをする。湯が沸騰したところにのせ、中強火で5分蒸す。
4.広げた春巻きの皮に肉みそを塗り、好きな野菜をのせて包んで食べる。

定番の韓国料理もせいろ蒸しで作れます。チヂミは肉のアクがこもらないよう、生肉ではなくベーコンを使うのがコツ。2段蒸しなら、お客様のお相手をしながらでも一気に作れます。
材料(2~3人分)
〔上段〕
プルコギ
牛薄切り肉……150g
レタス(ひと口大)……大葉1枚分
塩……少々
A 焼き肉のたれ……大さじ1
酢……小さじ1
ごま油……小さじ1/2
ナムル
小松菜(3cm長さ)……1株分
もやし……1/4袋
キムチ……30g
B 鶏がらスープの素(顆粒)……小さじ1
塩・ごま油 ……各少々
〔下段〕
蒸しベーコンチヂミ
C 小麦粉 ……大さじ3(30g)
片栗粉 ……大さじ2(20g)
卵……1個
水……大さじ2(30ml)
鶏がらスープの素(顆粒)……小さじ1/2
しょうゆ・ごま油 ……各小さじ1/2
D ベーコン(1cm幅)……1枚分
ニラ(3cm長さ)……2株分
E ポン酢しょうゆ……大さじ1
ごま油 ……小さじ1/2
準備
下段のせいろにクッキングシートを敷く。鍋に湯を沸かす。
作り方
1.下段はCの材料を混ぜ、Dの具を入れて混ぜ合わせ、せいろに入れる。
2.上段はクッキングシートを器状にし、牛肉の半量を広げて入れ、レタスをのせ、残りの牛肉を広げて重ねる。塩をふり、Aを混ぜてかけ、せいろに入れる。
3.もう一つクッキングシートを器状にし、小松菜、もやし、キムチを入れ、Bを混ぜてかけ、牛肉の横に入れる。
4.せいろを重ねてふたをする。湯が沸騰した鍋にのせ、中強火で8分蒸す。
5.下段のチヂミはキッチンばさみで食べやすい大きさに切り、Eのつけだれを混ぜて添える。
6.茶碗に盛ったご飯にナムルをのせるとビビンパ風に。
書籍ではこのほかにも、せいろ2段で作るバターチキンカレー&ナンや、和風ミートソースうどん&副菜などのレシピを掲載しています。コツをつかめばアイデアの幅が広がる2段蒸し、ぜひ活用してみてください。
せいろ蒸しを、もっと手軽に、おいしく楽しんでいただきたいという思いで作った書籍『ぜんぶ18cmのせいろ蒸し』には、この連載で紹介したものも含めて計91レシピが載っています。どの家庭にもあるような食材と調味料を使い、シンプルな工程で作れるレシピばかりですので、ぜひお試しを!
りん ひろこさん

料理研究家、料理教室「みなとキッチン」主宰。台湾への留学経験から、せいろはなくてはならない日常的な調理道具。子どものおかず作りから大人数のパーティまで、用途に応じてさまざまなサイズを使いこなす日々。著書に『NY スタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』、料理作成に『現地の料理上手が教えてくれた おいしい台湾料理』(いずれも世界文化社)。
コンパクトだからキッチンで邪魔にならず、深さがあるからたっぷり入る、18cmのせいろを使ったレシピが満載。1人分の定食(ご飯+おかず)も、湯を沸かして食材をせいろに詰めて蒸せば、10分ほったらかしで完成。忙しい日も帰宅して30分後には晩ご飯が食べられます。
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撮影/南雲保夫