
おいしいヘルシー!18cmのせいろ蒸しレシピ(1) 人気沸騰中の「せいろ蒸し」。台湾に留学経験があり、せいろを日常的に使いこなす料理家のりん ひろこさんが断然おすすめするのは、やや小ぶりな18cmサイズのもの。1人でも家族でも使いやすく、おいしい料理が簡単に作れるせいろの魅力とは?この連載では、発売中の『ぜんぶ18cmのせいろ蒸し』(りん ひろこ著、世界文化社刊)より、せいろの使い方と、誰でも失敗なく作れるせいろ蒸しレシピご紹介します。
日々さまざまなサイズのせいろを使う私ですが、本当に便利なサイズはどれだろう?と考えたところ、“18cmのせいろが最も使いやすい”という結論にたどり着きました。
理由の1つめは、キッチンで邪魔にならないこと。せいろはカビやすいので、棚にしまわずに風通しのよい場所に置いておくほうがよいのですが、18cmならキッチンの片隅に置くことができます。
理由の2つめは、食材が意外とたくさん入ること。特に最近、量販店で見かけるものは深さがあって、想像以上に材料が入ります。1人分はもちろん、2~3 人分のおかずも作れます。
もちろん、18cm以外のせいろでもおいしい料理は作れます。書籍には21cmや24cmのせいろを使う際のアドバイスも載せているので、あわせてご覧ください。
せいろはカビやすいといいましたが、お手入れは簡単です。使用中に蒸気で殺菌されるので、使い終わったら、濡らして絞ったふきんやキッチンペーパーで拭くだけでOK。料理の水分がしみ出すなど気になる場合は、流水で洗いましょう。ただし、食器洗い用洗剤は素材に浸み込んでしまうので使わないこと。洗った後は風通しのよい場所で陰干ししましょう。
せいろを手に入れるとつい使いたくなります。それは、せいろで作る蒸し料理には、こんなにもたくさんの魅力があるからです。
メリット1:ほったらかしで料理が完成する
せいろに材料を並べ、湯を沸かした鍋にのせて蒸せば料理が完成。蒸している間はほったらかしでいいのです。火加減を気にする必要もないので、料理が苦手な人にこそ向いています。
メリット2:仕上がりがしっとり、ヘルシー
蒸気で蒸し上げるため、食材がしっとりおいしく仕上がります。基本的には油を使わないので、ヘルシーなところもうれしいポイント。
メリット3:一度に何品も加熱できる
蒸し時間が近い料理や食材なら、クッキングシートで区切って同じせいろで調理できて時短に。調理道具をいちいち変える必要がなく、洗い物も最小限ですみます。
メリット4:そのまま食卓に出せる
今、せいろが注目されている一番の理由がこれ。そのまま食卓へ出しても手抜き感がなく、むしろ素敵に見えます。ちょっとしたおもてなしの日にも、テーブルコーディネートのポイントになります。
ここまでせいろの手軽さ、便利さについてお話ししてきましたが、いよいよ実際の使い方をご説明します。使い方はいたって簡単。特別な技術は必要ありません。
※ここでは基本の使い方をご紹介します。新たにせいろを購入した方は、商品の説明書もご確認ください。
1.お湯を沸かす
2.せいろに食材を入れる
3.鍋にのせて蒸す
出来上がり!
さまざまな料理や味付けに対応するせいろですが、液体の調味料が食材に入りにくい、焼き色がつかないという性格ももっています。こうした点は、耐熱ポリ袋を使ったりタレをかけたりすることで解決できるので、詳しくは書籍を参考にしてください。食材を蒸すだけで立派なごちそうに変えてくれるせいろを、ぜひ毎日の食卓に取り入れてみませんか?
*次回は、せいろで作るお手軽ワンプレートランチをご紹介します。
りん ひろこさん

料理研究家、料理教室「みなとキッチン」主宰。台湾への留学経験から、せいろはなくてはならない日常的な調理道具。子どものおかず作りから大人数のパーティまで、用途に応じてさまざまなサイズを使いこなす日々。著書に『NY スタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』、料理作成に『現地の料理上手が教えてくれた おいしい台湾料理』(いずれも世界文化社)。
コンパクトだからキッチンで邪魔にならず、深さがあるからたっぷり入る、18cmのせいろを使ったレシピが満載。1人分の定食(ご飯+おかず)も、湯を沸かして食材をせいろに詰めて蒸せば、10分ほったらかしで完成。忙しい日も帰宅して30分後には晩ご飯が食べられます。
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撮影/南雲保夫