


「中国料理って味はもちろん、香りも大切なポイントなんです。穏やかなスモークの香りに触発されて、どんどん新しい発想が浮かびました」と話す平賀大輔さん。おもてなしの機会が多い年始にも活躍する、成城石井オリジナルのスモークサーモンスライスを使ったご馳走を教えていただきました。
中国で春の訪れを祝う縁起物とされる春巻きは、豆乳テリーヌとサーモンを具材に彩りよく。白いあんが雪景色を思わせるチャーハンは、ドーム型に盛りつけてあんとご飯を混ぜながら食べるスタイルに。どちらも伝統的な“火を入れる”調理法で、スモークサーモンの新たな魅力を引き出しました。
一方カルパッチョは、2種のソースで中国料理らしい香味を寄り添わせた、創意溢れるひと皿が完成。「サーモン自体にまろやかな塩味とうまみがあり、味も決まりやすい」のだそう。華やかな美味に集いの食卓が賑わいます。

1)豆乳テリーヌを作る。豆乳200ml、コーンスターチ15グラム、上白糖20グラム、塩2グラムを鍋に入れて中火にかける。へらなどで混ぜながら加熱し、とろみが出たら弱火にして、湯せんで溶かした無塩バター30グラムを加える。バターがなじんだら、バットに流し込んで冷蔵庫で冷やす。
1)鶏ガラスープ150mlに、細かく刻んだスモークサーモンスライス65グラムを入れて1分半強火で煮る。こしょう適量を加える。
2)7〜8分立てにした卵白1個分を、3回に分けて少しずつ入れながら混ぜる。
3)水溶き片栗粉を加えて少しとろみをつけ、ねぎ油適量を入れる。
4)粗みじんに切ったスモークサーモンスライス65グラム、みじん切りのねぎ大さじ1、炊きたてのご飯250グラム、L玉1個分の溶き卵を用意する。
5)フライパンを強火にかけて軽く熱し、サラダ油大さじ1を入れる。4)の溶き卵、ご飯を入れ、お米に卵をコーティングするように混ぜる。
6)4)のサーモンとねぎを入れて混ぜ合わせ、塩・こしょう各適量で味をつける。
7)お椀に小さなカップを伏せて入れて型にし、6)を入れる。
8)お皿に7)を返して盛りつける。上の窪みに3)を流し入れ、スモークサーモンスライス適量をトッピングする。
1)椒麻ソースを作る。花椒小さじ1/3、長ねぎ30グラム、しょうが15グラムをそれぞれ細かく刻み、醬油大さじ1、純米酢大さじ1、ごま油小さじ1と混ぜる。
2)にらと搾菜のソースを作る。ボウルに刻んだにら100グラムを入れて熱したごま油(白)150mlをかけ、氷水にあてる。みじん切り
の搾菜30グラムを加えてミキサーにかけて、塩で味をととのえる。
3)器にスモークサーモンスライスを並べて、1)と2)のソースをかける。
4)ラディッシュ、アンディーブ、チャービルなどの生野菜をカットしてのせる。あれば馬告(マーガオ)の粉末をかける。
2024年3月に成城店限定でスタートした有料会員プログラム「成城石井メンバーシップ」が、2025年9月より対象店舗を6店舗に拡大し、第2期をスタートしました。ご入会いただくと、専用アプリのご提示で店頭でのお買い物が会計金額から3%オフ になるほか、ご入会時にはオリジナルショッピングバッグ(非売品)をご用意。毎日のお買い物に大変便利な保冷バッグで、ワインボトルも入るポケット付きです。そのほかにも会員様限定商品の販売やイベント開催など、さまざまな特典をお楽しみいただけます。入会金1万1000 円
対象店舗
【東京都】成城店、柿の木坂店、自由が丘店、浜田山店、池尻大橋店
【神奈川県】青葉台店
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撮影/本誌・西山 航 取材・文/鈴木博美