

「フランス料理はうまみを凝縮させたり、層状に重ねて味を作っていくんです。日本の食文化の中で洗練されていった海苔の豊かなうまみを重ねることで、味わいの可能性がぐんと広がりますね」と話す渡邉幸司さん。厚みがあって風味がよい成城石井オリジナルの焼き海苔を使った、年末の集いにも向く華やぎ感ある料理を教わりました。 
はまぐりの酒蒸しは、じゅわっと溶け出す海苔の合わせバターで至福の味わいに。サラダグルマンドは、板海苔を丸ごと揚げたオブジェのような造形とパリッとした食感を楽しんで。皮目から海苔が透けるのが洒落た趣を醸す鶏もも肉のローストは、フライパン一つで加熱調理が完了するのも嬉しい限り。フレンチの技法によって引き出された、伝統的な和の食材である海苔の新たな魅力にハッとさせられる3品です。

1)ポマード状にした無塩バター50グラムに、手でもんでくずした板海苔2枚と白ごま5グラムをあえ、冷蔵庫に入れておく。
2)鍋にはまぐりと日本酒、ねぎの青い部分各適量を入れて酒蒸しにする。はまぐりの口が開いたら取り出す。
3)2)の鍋に水溶き片栗粉少々を加えて加熱し、少しとろみをつける。塩味が足りなければ、塩少々を加える。
1)水40グラムに小麦粉20グラムと片栗粉20グラムを溶いた衣を、板海苔の片面に塗る。
2)180度に熱した揚げ油に衣を塗った面を下にして1)を入れ、縮んで固まってきたら返す。表裏それぞれ30秒ほど揚げたらバットなどにあげる。揚げる際に箸で押さえて形を作るのがポイント。
3)無塩トマトジュースを注いだグラスの縁に2)をのせて、上に好みの葉野菜とプチトマト、生ハムを盛る。
4)EVオリーブオイル3に対して白ワインビネガー1に塩・こしょう各適量を加えて混ぜたドレッシングをかける。
1)骨付き鶏もも肉1本に塩適量をふる。皮と身の間に指を入れて付け根から足先に向かってす
べらせて隙間を作り、その中に三つ折りにした海苔を入れる。
2)黒舞茸とマッシュルーム各適量を食べやすい大きさに切る。
3)フライパンにサラダ油をひき、1)を身のほうから弱火でゆっくりと焼く。ある程度火を入れたら返して皮目を焼く。
4)2)を加えて白ワイン200mlを回しかけ、蓋をして蒸し焼きにする。
5)8割方火が入ったら生クリーム300グラムを加え、ソース状になるまで煮詰める。
6)焼き始めてから25分ほどかけてしっかり火を通した後、ちぎった海苔を適量、バター(もしくはEVオリーブオイル)を20グラム入れる。
7)塩・こしょうで味を整えてから器に盛り、あればローズマリーの枝を飾る。
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対象店舗
【東京都】成城店、柿の木坂店、自由が丘店、浜田山店、池尻大橋店
【神奈川県】青葉台店
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この記事の掲載号
撮影/本誌・西山 航 取材・文/鈴木博美