
〔特集〕新茶の季節到来 お菓子研究家、本間節子さんのさわやか日本茶レシピ お菓子研究家であり、日本茶に造詣の深い本間節子さんに、日本茶のうまみが引き立つ新しくておいしい飲み方や、日本茶を使ったとっておきのお菓子レシピを教わります。
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封を切ると、ふわっと甘い香りが広がる日本茶。味や香りが変化しやすい繊細な茶葉を、おいしいうちに飲みきりたいと思い、新しい飲み方やお菓子に入れ込む使い方を考えるようになりました。
まずは丁寧に淹れ、そのままおいしくいただくことを大事にしています。「お湯を沸かし、適温に冷まして急須で淹れ、飲んだ後に茶葉を捨てる」このシンプルな作業を忙しい毎日の中、時には億劫に感じてしまうこともあるでしょう。

柑橘の皮を茶葉に加えると、さわやかな香りが立ち、日本茶のうまみもしっかり感じられます。
以下を参考に柑橘と茶葉の組み合わせを楽しんでください。
【シトラスティー】
サーバーなどの容器に、日本茶の茶葉約10グラムを入れ水500mlを注ぎ2~6時間おいて水出しティーを作る。オレンジ、かぼす、小夏などの柑橘を合わせて150グラムを皮つきのまま乱切りにして砂糖30グラムをまぶす。水分が出てきたら水分ごと柑橘をサーバーに加える。
日本茶の茶葉に少量のフレッシュハーブを加えて淹れるだけで、新鮮な味わいが楽しめます。清々しいハーブの香りがふわっと立ち、口に含むとしっかりと日本茶の味わいです。
*抹茶は、あらかじめ熱湯の中に刻んだハーブを入れ、香りを移しておき、お湯の温度が下がったらハーブを取り除く。茶碗に茶こしでふるった抹茶を入れ、約70度に下がったハーブ風味のお湯を加えて茶せんで点てる。ハーブを適量入れたカップに注ぐ。
*山椒やふきのとうなどの香りの強いハーブは少なめにして様子をみる。
本間節子(ほんま・せつこ)日本茶をもっとおいしく楽しむレシピが詰まった1冊。
『日本茶のさわやかスイーツ』は、煎茶、ほうじ茶、和紅茶、抹茶を使った和菓子と洋菓子のレシピ50点を紹介しています。茶葉を砕いたり、すりつぶしたりして、まるごと茶葉をいただく、さわやかな風味で体にも優しいお菓子です。世界文化社より刊行。
『煎茶、ほうじ茶、抹茶、和紅茶でつくる日本茶のさわやかスイーツ』撮影/本誌・西山 航 編集協力/相馬素子 スタイリング/chizu