タサン志麻さん、家族で楽しむ潮干狩り＆志麻さん流・春の魚介料理のレシピ

あさりと三つ葉のリゾット

あさりのうまみをしっかりお米に吸わせ、仕上げに三つ葉をたっぷり混ぜ込んだ春らしい味わいです。


材料（2人分）

・あさり（殻つき）＊　600グラム

・玉ねぎ　1/2個
・米　1合
・三つ葉　1/2束
・コンソメスープの素（固形）　1/2個～
・バター　20グラム
・粉チーズ　大さじ3～4
・塩・黒こしょう　各適量
・オリーブ油　大さじ1

＊よく洗って3％の塩水で塩抜きをする。

作り方

（1）鍋にあさり、水50mlを入れてふたをし、火にかける。殻が開いたらボウルを重ねたざるに上げ、飾り用に6個残して身をはずす。玉ねぎはみじん切りにする。三つ葉は茎を5ミリ長さに刻み、葉は飾り用に少量取りおき、ざく切りにする。

（2）（1）の煮汁に水をたして600mlにし、鍋に戻す。火にかけてあくを取り除き、コンソメスープの素を溶かす。味をみて薄ければコンソメスープの素をたす。飲んだときに少し濃く感じるくらいが目安。

（3）フライパンにオリーブ油、玉ねぎ、塩ひとつまみを入れて弱火にかけ、玉ねぎが透き通るまでじっくり炒め、米を加えて油がなじむまで炒め合わせる。（2）を米が浸る程度に加え、中火にしてあまり動かさず沸いたら弱火にする。煮汁がなくなったら浸る程度に加え、これを数回くり返し、計12～13分煮る。

（4）バター、粉チーズ、（1）のあさりの身を加えて混ぜ、塩・黒こしょうで味をととのえる。三つ葉の茎と葉を加えて混ぜ、器に盛って飾り用の殻つきあさりと三つ葉の葉を添え、黒こしょうをふる。

タサン志麻（タサン・しま）
料理人と家政婦の経験で培った技やセンスが光るレシピが大好評。2023年、古民家を購入して夫のロマンさんとリノベーションに奮闘中。3人の子どもの母。

（次回に続く。この連載の記事一覧はこちらから＞＞）