レシピ

頑張らない、煮込まない、もたれない。大原千鶴さんの「10分グリーンカレー」

暮らしとからだを整える日々の料理 第15回(最終回) 予定が立て込む12月は、忙しさから体調管理がおろそかになることも……。暮らしとからだを整える料理のレシピや食の知恵を、世界文化社の人気書籍から厳選してお届けします。前回の記事を読む>>

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料理研究家の大原千鶴さんが、20数年の料理生活の集大成であり、これからの人生をより豊かに過ごすためのステップとなる『大原千鶴のいつくしみ料理帖』を上梓しました。

大原千鶴(おおはら・ちづる)さん/料理研究家。京都・花脊の料理旅館「美山荘」が生家。小さな頃から自然に親しみ、料理の心得を学ぶ。結婚後、京都市中に移り住み、2男1女の子育てのかたわら料理研究家として活動を始め、テレビや出版、講演などで広く活躍。理にかなったシンプルで確かな味わいのレシピと、華やかにして気さくな人柄が幅広い層に支持を得ている。

お子さんたちが成長し、50代後半を迎えた今、「これからの食卓」について考えるようになったという大原さん。本書から、大原さんのエッセイとともに、ご夫婦2人の暮らしに寄り添う料理レシピを紹介します。

これからの食卓

かわいかった子供たちが大きくなってもう見上げることしかできなくなりました。その姿が眩しくて、自分にもこんな時代があったのだなぁと思ったり。世の中の変化のスピードが速いので昭和世代の私たちが教えられることは心の持ち様くらい。

押しつけず、付かず離れず。応援することしか出来ません。ごはんも「今日はジジババだけですわ」と言いながら支度すると「ジジはおらん」と往生際の悪い返事が返ってきます。

大原千鶴

そのジジとも色々あったなぁ。腹が立って、解わかりあえず、虚しい時間もたくさんありましたよ。何度も「もうあかん」と思ったし、辛い日々もなんとか乗り越えてきました。

いまだに「違う生き物やな」と異星人を見る気分になる時もあります。でもよく考えたら向こうもそう思っているのやろうなと(笑)。

人間、本当にお互い様ですわ。そうなったらもうなるべく気を遣わないように、お互いの時間や空間を大切にして、こちらも付かず離れずいるのがいいなと思っています。

それでもごはんは大体一緒に食べます。ここはやっぱり「食べてくれる人がいるから」です。キッチンの空気は淀みなく流れています。ただ、食べるものは若者向きではなくなってきますね。

無理がなく、愉しみのある、家でのこれからの食事。あまりお腹に溜まらず、体にも作業にも時間にも負担がかからない料理。そんなのがいいのと違いますやろか。

頑張らない、煮込まない、もたれない
10分グリーンカレー

10分で作ったとは思えない味わい深いカレーです。香味野菜は3種類以上混ぜるのがおすすめです。子供達が巣立った後はこんなカレーがうれしい。

材料(1~2人分)

A
・香味野菜(好みのもの)……70g(パクチー、パセリ、セロリの葉、青じそなど)
・にんにく……10g 
・しょうが(薄切り)……15g
・柚子こしょう……小さじ1~1と1/2 
・いかの塩辛……大さじ1
・水……100ml

米油……大さじ1 
鶏もも肉……1/2枚(150g)
牛乳……140ml
しょうゆ……大さじ1
温かいご飯……適量

作り方

(1) Aをハンドブレンダーに1分ほどかけてペースト状にする。

(2) 鍋に米油を入れて中火にかけ、1を加え、香りが出て色が少し白っぽくなるまで(約30秒)炒める。ひと口大のそぎ切りにした鶏肉を加えて混ぜながら炒め、ペーストが絡まったら牛乳を加えて蓋をし、5分ほど煮る。鶏肉に火が通ったら、しょうゆで味を調える。味をみて足りないようであれば、塩少々(分量外)を加える。

(3) 器に温かいご飯を盛り、2をかけ、好みできざんだトマトをトッピングする。


メモ:香味野菜は好みのハーブでよいが、パクチーとパセリは必須(写真)。青じそがなければバジルを。

大原千鶴のいつくしみ料理帖

大原千鶴著 2200円/世界文化社
50代後半からの豊かな人生に寄り添う、大原千鶴による「日々の料理」の集大成がここに。第1章では家族のために繰り返し作り、これからも作り続けていきたい「定番のおうちごはん」、第2章では確かなおいしさを生む、「大原流のシンプルで合理的なコツ」、第3章ではこれからの時間を見据えた「大人の味や好きなお酒とのマリアージュ」を紹介。

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この記事は、『大原千鶴のいつくしみ料理帖』(世界文化社)の一部を抜粋・再構成して作成しました。
写真/大道雪代

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