料理研究家のお取り寄せ帳公開 第4回(全5回) “新しい生活様式”とともに、美食の「お取り寄せ」が目覚ましく進化し、盛り上がりを見せています。日頃から確かな目で食のアンテナを張る料理研究家の皆さまご推薦の全国各地の美味をご紹介します。前回の記事はこちら>>
地元・関西の絶品美味は贈り物としても活躍

吉田麻子(よしだ・あさこ)さん
大阪を拠点に2012年より料理研究家として活動をスタート。日々のレパートリーを広げる日本料理の教室を主宰。季節感と素材の持ち味を丁寧に生かしたやさしい味に定評がある。
「地元・大阪のレストランでもお取り寄せができるお店が増えています。レストランにうかがわずしてプロの味を楽しめ、名店のお料理は外出自粛期間中の贈り物に大好評でした」と、地元の食情報をよく知る吉田麻子さん。

アンジュ サチ「参鶏湯」。※お取り寄せの詳細は後述

レストラン乃呂「タンシチュー」。※お取り寄せの詳細は後述
大阪・心斎橋で3代続く「レストラン乃呂」の名物タンシチュー、食材と手作りにこだわった紹介制韓国料理店「アンジュ サチ」の参鶏湯(サムゲタン)、地元で評判のバスク料理店「アラルデ」のチーズケーキは、いずれもリピートしたくなる王道の逸品です。

アラルデのチーズケーキ。※お取り寄せの詳細は後述
オーガニック素材だけをブレンドした体にやさしいハーブティーはキッチンに常備し、見た目も中身も遊び心溢れるクッキーはおやつやおつまみに。まとめて取り寄せて手土産にも重宝されています。
温めるだけで完成する名店の味
レストラン乃呂「タンシチュー」
昭和33年創業の大阪屈指の洋食店。「相伝のデミグラスソースをたっぷりと使い、存在感のあるタンはとろけるように柔らか」。
商品内容/1人前220グラム(ソース込み)※副菜の付属はなし
配送と消費期限/冷蔵にて配送。発送日を含めて4~5日間
価格/3780円(税込み、送料別)
注文方法/電話、FAX、メール、ウェブサイト。急ぎの場合は電話注文を
●レストラン乃呂
TEL:06(6271)7804 FAX:06(6271)7803 MAIL:restaurantnoro@gmail.com URL:https://noro.raku-uru.jp/
紹介制レストランのとろとろ滋養スープ
アンジュ サチ「参鶏湯」
国産若鶏に厳選したもち米と薬膳食材を詰めた添加物不使用の韓国風鶏鍋。「クリアな滋味はやみつきになります」。
商品内容/1羽(約1~1.2キロ)
配送と消費期限/冷蔵か冷凍にて配送(応相談)。発送日を含めて3日間(冷蔵)、90日間(冷凍)
価格/1万800円(税込み、送料別) 月10食限定
注文方法/電話(火曜~木曜)。第2・第4土曜発送
●アンジュ サチ
TEL:06(6362)0037
幾通りにも味わえる濃厚チーズケーキ
アラルデ「チーズケーキ」
人気バスク料理店のベイクドチーズケーキ。「常温、レンジで加熱、冷蔵庫でキリッと冷やして、3通りの味を楽しめます」。
商品内容/1160グラム
配送と消費期限/冷蔵にて配送。製造日を含めて4日間
価格/5400円(税込み、送料別)
注文方法/電話、インスタグラム(@restaurante.alarde)、フェイスブック(Alardeアラルデ)メッセンジャー。手渡しの場合(日曜・祝日を除く)は前日までに注文
●アラルデ
TEL:06(6616)9825
辛党にも好まれる遊び心溢れるクッキー缶
パティスリージャンゴ「ルディック」
チーズやトリュフソルト、ベーコンマスタード、梅しそなど、大人が楽しめる詰め合わせ。「ワインやウィスキー党にも」。
商品内容/290グラム
配送と消費期限/常温にて配送。製造日を含めて3週間
価格/3300円(税込み、送料別)
注文方法/電話、FAX、ウェブサイト。販売数に限りあり、配送日の指定は相談
●パティスリージャンゴ
TEL/FAX:06(6606)9455 URL:https://ginkgo2017.com/
リピートしたくなる完全無農薬のハーブティー
モンジャルダンセクレ「プロバンサルガーデン」
南フランスの代表的な薬草と芳香植物をブレンドしたプレミアムハーブティー。「疲れを癒やしてくれる、常備したいお茶」。
商品内容/小缶20グラム、大缶50グラム
配送と賞味期限/常温にて配送。製造日を含めて1年間
価格/小缶1620円、大缶2700円。写真の黒缶は黄金の産毛に包まれた新芽を含む貴重な紅茶「ゴールデンリーブズ」大缶70グラム2700円(すべて税込み、送料別)
注文方法/ウェブサイト
●モンジャルダンセクレ
https://shop.monjardinsecret.jp/
※吉田さんの「吉」の字は、正しくは「土」の下に「口」です。
表示価格は税込みと記載のあるもの以外は原則として税抜きです。
撮影/鈴木一彦 取材・文/西村晶子
『家庭画報』2020年12月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。