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「アマン京都」の特等席で楽しむアフタヌーンティー! 昼下がりの錦秋を堪能

2020.11.05

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京都&パリ ひみつの美味案内 世界の食都、京都&パリ。地元のグルメな方々に、現地に暮らすからこそ知っているおすすめの美味をこっそり教えていただきます。記事一覧はこちら>> ※新型コロナウイルスの影響により、営業時間等に変更が生じる場合があります。最新の営業状況は、お店の公式ホームページ等からお確かめください。

【11月の美味案内】
紅葉とともに楽しむ京都グルメ


(取材・文/西村晶子)

紅葉スポットを巡ることが多い京都の秋ですが、今年はいつもより静かにゆっくり紅葉を楽しみたいもの。そこで今月は、静寂に包まれた秋の特等席をご紹介します。


京都市街地の喧騒から離れた静寂の森を有する約2万4000平方メートルの広大な敷地に、独自の世界を醸し出すプライベートリゾート「アマン京都」。まもなく、ホテルは錦秋の盛りを迎えます。もみじが赤や黄色に色づき、苔庭との見事なコントラストで訪れる人を魅了しています。

色づく紅葉を愛でながら味わう
秋のアフタヌーンティー



和菓子のように仕立てたスイーツとセイボリーを重箱に詰め合わせたアフタヌーンティー。6800円(平日のみ)、7500円(グラススパークリングワイン付き)。ともに税・サービス料別。

「アマン京都」では外来ゲストでも予約をすればレストランの利用ができ、オールデイダイニング「ザ・リビング パビリオン by アマン」ではアフタヌーンティーも楽しめます。とりわけ、陽光降り注ぐテラス席は、鳥のさえずりや木々を抜ける風音、川の水のせせらぎを感じられる特等席。秋色に染まりゆく森の庭を眺めながら、ゆったりとくつろぐ優雅な昼下がりを過ごすことができます。


心地よい風が抜ける、庭を一望できるテラス席。秋限定で、ワインとグリルを満喫できるプランも企画されている。

秋のアフタヌーンティーは、フレッシュなぶどうジュースから始まり、スイーツやセイボリーは重箱でサーブされます。庭の紅葉をイメージした彩り豊かなメニューが次々登場し、思わず歓声が上がる華やかさ。15種類のティーセレクションとともに楽しめます。

お重の1段目に盛り込まれているのは、鳥居健太郎総料理長が手がけた季節の食材で作られたセイボリー。パリッとした最中でサンドしたフォアグラテリーヌと京都産無花果、いくらとサーモンの色鮮やかなキッシュ、サンダニエーレ産生ハムと自家製リコッタチーズのブリオッシュなど、4種類を盛り合わせています。

和菓子に見立てたスイーツにパフェ、
焼きたてのお団子。そしてお土産も!



スコーンやパフェなどもつく充実の内容。目の前で炭火焼きにされるお団子は、みたらし、味噌だれ、または餡で味わう。
2段目は、松尾浩幸エグゼクティブペストリーシェフによる和菓子に見立てたスイーツです。最上級の和栗として知られる丹波栗のペーストを使ったチョコレートや庭の紅葉をモチーフにした柿のムース、和菓子風スイートポテトなど、心弾む6種類が盛り込まれています。

さらに、竹かごに盛ったスコーンにはホテルのために作られた上賀茂産はちみつなどを添え、さつまいもとほうじ茶のパフェ、すだちのソルベのスイーツもついた充実の内容です。フィナーレにはワゴンの上で焼いたお団子が供され、抹茶で締めくくります。


モダンな建物と時を経た庭が織りなす景観は見応えがあり、赤や黄色の錦色に包まれる。

11月いっぱいは、一口サイズの焼き菓子2つと3種類の紅茶のお土産もつき、ホテルの味をうちでも楽しめ、洗練された美味を思う存分堪能できます。

紅葉の名所巡りもいいですが、町の喧騒から離れ、身も心もリラックスできる大人のアフタヌーンティー。奥深き森の庭でゆっくり非日常を過ごしてはいかがでしょう。


琳派の創始者・本阿弥光悦が居を構え芸術村として栄えた鷹峯の山麓に佇む「アマン京都」。

ザ・リビング パビリオン by アマン


京都府京都市北区大北山鷲峯町1
電話 075-496-1333(代表)、075-496-1335(レストラン予約。受付9時~19時)
https://www.aman.com/ja-jp/resorts/aman-kyoto/dining-experience
秋のアフタヌーンティーは11月30日まで。
アフタヌーンティーは15時または15時30分スタート(17時30分まで)。
前日18時までに要予約。
※テラス席の利用は空き状況によります。

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西村晶子/Shoko Nishimura

関西を拠点に、京都の食や文化、人、旅を幅広く取材、編集。長年、『家庭画報』の京都企画を担当し、さまざまな記事を執筆。最近の書籍の仕事に『旨し、うるわし、京都ぐらし』(大原千鶴著)がある。
表示価格はすべて税別です。
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