美味手帖
2020/08/05
サラダやカルパッチョはもちろん、バターの代わりにトーストにかけるのもおすすめ。レモンの香りとオリーブオイルの味わいがダイレクトに感じられる。
健康や美容への効果が注目されるオリーブオイル。もとはオリーブの果肉から搾られるジュースなので、鮮度がとても重要になります。オリーブの収穫期は秋から冬ですが「日本が夏の今でも、新鮮なオリーブオイルを味わってほしい」という園主・井上智博さんの思いから、季節が反対のオーストラリア産オリーブとレモンを使った「新鮮檸檬オリーブオイル」が生まれました。
「新鮮檸檬オリーブオイル」117g1674円(税込み)は、食卓でも使い勝手のよいサイズ。
例年は井上さん自らオーストラリアに赴き、オリーブとレモンを収穫。収穫後は6時間以内に搾油します。このスピーディさがフレッシュさの秘密です。その年によって微妙に異なる果実の味わいに合わせて、調整を重ねれば完成。今年(2020年)はリモートで詳細な確認を行いました。
香川・小豆島の井上誠耕園園主、井上さん(中央右)と、オーストラリアのレモン農家のオーナー、マイケルさん(中央左)。マイケルさんは、ぶどうの搾りかすを堆肥にした土づくりを行っている。
レモンは果汁ではなく果皮を使用しているため、酸味はなく、もぎたてのレモンを口にしたような爽やかな香りが広がります。さらりとしたフルーティな味わいに、こくのある後味。搾りたてのオイルで、残暑を健やかに乗り切りましょう。
電話番号 0120(75)0213
https://www.inoueseikoen.co.jp/
撮影/本誌・坂本正行 スタイリング/梶井明美
『家庭画報』2020年9月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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