美味手帖

京都「和久傳」からお取り寄せの新シリーズ。華やかな三段重&作りたてを楽しめるセット

京都&パリ ひみつの美味案内 世界の食都、京都&パリ。地元のグルメな方々に、現地に暮らすからこそ知っているおすすめの美味をこっそり教えていただきます。記事一覧はこちら>>

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【6月の美味案内】
京都の美味をお取り寄せ

(取材・文/西村晶子)

京都の人気料亭「和久傳(わくでん)」で、おうち時間を過ごすことが多い今にぴったりのお取り寄せが始まりました。もともとお取り寄せが充実している和久傳ですが、今回は「室町和久傳」とジェイアール京都伊勢丹にある「京都和久傳」で作られた新商品です。どちらの品々も、生産者や食材をよく知る料理人さんたちによりていねいに調理され、店ごとの味わいと思いが込められています。


口取り風の料理の盛り合わせ、あつあつの鰻重、鯛潮鍋をセットにした、想いと創意が感じられる華やかな三段重。家で用意するのはお鍋だけ。写真は6月末までの「幸菜肴」(4人前)。

(1)室町和久傳から華やかなお重をお届け。
さまざまなおかず三昧の「幸菜肴(こうさいこう)」

おせちを思わせる「室町和久傳」の三段重は、蓋を取った瞬間に歓声が上がる華やかさ。料理、ご飯、お鍋からなり、ご紹介する写真の「幸菜肴」は、夏越祓(なごしのはらえ)をテーマにした6月らしさいっぱいの献立です。

さまざまな料理を詰め合わせた一の重(小鉢)は、賀茂茄子田楽、鰆柚庵焼き、鮎旨煮、海苔カステラ、空豆帆立しんじょう挟み揚げ、フォアグラ干し柿笹巻などが美しく配されています。色とりどりの旬の美味に溢れ、味にも盛りつけにも繊細な加減があって、これだけでも満足できそうです。

炭火で焼き上げた鰻は錦糸卵とともにご飯の上に敷き詰め、贅沢な鰻重に。自宅で温めると身はふんわりとして、香りも立つ。

二の重は、炭火で焼き上げた鰻をたっぷりのせた、実山椒とともに味わう「鰻重」。木箱のまま電子レンジで温めると、炭火でいぶした鰻の香りがさらに際立ち、身がふっくらに。もし食べきれなかった場合は、翌朝、鰻茶漬けががおすすめとのこと。ご飯は、お店が京丹後の生産者とともに育てている「和久傳米」を使っています。

三の重は、鯛とわかめと夏野菜をたっぷりの鯛のだしで味わう「鯛潮鍋」。薬味の梅干し、柚子、青海苔も用意され、締めのうどんも添えられています。このうどんは、かつて京都で人気を博した「萬樹」の細うどんで、鯛にゅうめんのように仕立てて楽しみます。

「室町和久傳」のお取り寄せ「幸菜肴」。4人前2万7000円と2人前1万6200円があり、各1日10個限定。配送手数料2000円(ともに税込み)。

食卓に並べるだけで華やぎ、温かいものもいただけるのでより贅沢な気分に浸れます。和久傳の心くばりは常の料理やおもたせの商品でも感じられますが、この三段重であらためて、その細やかなおもてなしの心を実感! 家にいながら外食のおいしさと楽しさが堪能でき、2人分から注文できます。

室町和久傳

京都府京都市中京区堺町通御池下る東側
電話番号 075-223-3200
定休日 火曜
※注文は電話、または専用サイト(https://omakase.in/ja/r/lv145890)にて受け付け。

(2)京都和久傳の
昼の人気メニューがお取り寄せに

6月10日から始まる「水無月のくちなし」。おうちごはんのようなご飯、焼き物、煮物、あえもの2品の構成。鮎の炊き込みご飯、賀茂茄子とじゅんさいの白味噌冷やし煮、鱸の蓼焼き、湯葉和え、胡麻和え。7月は鱧(はも)の炊き込みご飯や鴨鍬焼きなどの献立に。

「京都和久傳」の「くちなし」は、炊き込みご飯と料理をセットにした、これだけで食卓が充実するお取り寄せです。お店での昼の人気メニュー「くちなし」を発送できる形にアレンジした1日20食限定のセットで、5月からお取り寄せをスタートしました。

こちらは最後のひと手間を自宅で加えて、料理を完成させるスタイル。用意するのはお米2合だけで、個別包装されている下味がついた食材やだし、薬味を、作り方を見ながら混ぜたり、温めたり、焼いたりして、5品を完成させます。素材にも味わいにも季節があり、調理に参加する気分も味わえ、熱いものは熱いうちに、冷たいものはきりっと冷やしていただけるのも魅力です。

ご紹介の「水無月のくちなし」は6月10日から始まる献立です。

用意しておいた米2合と焼き鮎、だしを入れて炊き上げる鮎のご飯。半量の材料と米1合で炊き、残った鮎は冷凍にしても。

白味噌で煮た賀茂茄子とじゅんさいを器に盛りつけ、おろし酢橘をかけた冷やし煮。温めてもおいしく、その場合は酢橘の代わりに辛子を添えるとよい。

メインの食材は鮎と賀茂茄子などの夏野菜。鮎の炊き込みご飯には1人2尾の焼き鮎が付き、実山椒入りのおだしで炊き込みます。料理2品は賀茂茄子とじゅんさいの白味噌冷やし煮と鱸(すずき)の蓼(たで)焼き。冷やし煮は具材を器に盛るだけ、鱸は焼いてとろみをつけた蓼酢をかけるだけ、あえものは胡麻ごろもと湯葉をそれぞれの具材と混ぜ合わせるだけで、あっという間にでき上がります。鮎は半量を使って残りは冷凍保存、胡麻ごろもが余った場合は翌日アレンジして違う味にして使えるなどのアドバイスもついています。

料理はすべて「くちなし」にゆだね、あとは器や合わせるお酒でわが家らしさをプラスして……。こちらも2人分から取り寄せ可能です。


お店で好評の胡麻あえは定番。下味をつけた、くらげ、ぜんまい、きゅうり、干ししいたけを胡麻ごろもで和えるだけ。残った胡麻ごろもは辛子や酢、ラー油を加えると違う味に。

京都和久傳

京都府京都市下京区烏丸通塩小路下る東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹11階
電話番号075-365-1000
定休日 なし
※注文は公式サイト(http://www.kuchinashi.jp)にて受け付け。

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西村晶子/Shoko Nishimura

関西を拠点に、京都の食や文化、人、旅を幅広く取材、編集。長年、『家庭画報』の京都企画を担当し、さまざまな記事を執筆。最近の書籍の仕事に『旨し、うるわし、京都ぐらし』(大原千鶴著)がある。

表示価格はすべて税別です。

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