キリッと酸味のとろとろスープに、ふんわり卵が心地よい「酸辣湯」

毎月5日は「卵の日」(日本養鶏協会)。今月も卵料理を一品ご紹介しましょう。

料理研究家・重信初江さんの著書『ぜんぶ卵レシピ』の中からピックアップするのは、酸味のあるとろとろスープに、ふんわり卵が心地よい中華スープ、酸辣湯（スワンラータン）です。


しょうゆと塩をプラスした鶏がらスープに片栗粉でとろみをつけ、ミニトマト、えのきだけ、長ねぎを加えたら溶き卵を流し入れます。卵がふわりと固まったら、酢を入れて混ぜ合わせればでき上がり。パクチーを散らし、ラー油と粗びき黒こしょうをお好みで振りましょう。

卵の黄色、ミニトマトの赤、パクチーの緑と、彩りも美しく。ラーメンを入れたら酸辣湯麺。これまた美味しいですよ。

【材料　2人分】
・溶き卵　1個分

・A [水　2カップ／片栗粉　大さじ1/2／鶏がらスープの素　小さじ1／しょうゆ　小さじ1／塩　小さじ1/3]

・ミニトマト(へたを取って半分に切る)　5個分

・えのきだけ(根元を切り落とし、半分に切ってほぐす)　50g

・長ねぎ（3cm長さのせん切り）　1/3本分

・酢　大さじ1と1/2

・パクチー（葉のみを使用）　1～2本分

・B [ラー油、粗びき黒こしょう　各少々]

【作り方】
1：鍋にAを入れて中火にかけ、とろみがつくまで混ぜる。ミニトマト、えのきだけ、長ねぎを加え、煮立ったら溶き卵を流し入れる。

2：火を止め、酢を入れて混ぜ合わせたら器に盛る。パクチーを散らしてBをふる。

どのご家庭の冷蔵庫にも入っている身近な食材「卵」を使った、アイデアあふれる61品をご紹介。得意ジャンルの幅広い料理研究家・重信初江さんが、和・洋・中・エスニックと、バリエーション豊かに教えてくれるので、毎日作っても飽きません! T・K・G（卵かけご飯）バリエーションや煮卵などの作りおき、目玉焼きや温泉卵などの基本料理など内容満載。かばんにもすっぽり入る新書サイズも特徴です。