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憧れのレイチェル・クーさんのレシピを作る! 食べに行く!!

2018.09.28

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来日記念 特別インタビュー&イベントレポート〔後編〕

今秋、最新刊『レイチェル・クーのキッチンノート おいしい旅レシピ』(世界文化社)が発売されたばかりのレイチェル・クーさん。その刊行を記念して、2度目となる来日を果たしました。暑さの残る9月の東京で、レイチェルさんを囲んだイベントを開催。レイチェルファンの方には見逃せない素敵なニュースとともにリポートをお届けします。前編はこちら>>
「Hi! I’m Rachel」。水色の爽やかなワンピースのレイチェルさんが登場した瞬間、場内は歓声でいっぱいに。2018年9月9日にアンスティチュ・フランセ東京「ラ・ブラスリ―」で開催されたレイチェル・クーさんの出版記念ランチビュッフェイベントは、クッキングデモから始まりました。

レイチェル・クー 来日日本は2度目というレイチェル・クーさん。最新刊『レイチェル・クーのキッチンノート おいしい旅レシピ』日本版刊行を記念しての来日です。

デモで紹介してくださるお料理は最新刊にも掲載されている「スモーガストルタ(サンドイッチケーキ)」(P.57)。現在、ご主人とスウェーデンで暮らすレイチェルさんが、スウェーデンのさまざまな集いの席で出合ったという華やかなサンドイッチです。


「スウェーデンではフラットブレッドを使いますが、もちろん普通のトースト用の食パンで大丈夫。生クリームに加えるのはホースラディッシュの代わりにわさびでもいいけど、量はお好みでね。生クリームは脂肪分34%以上のものがおすすめ。クリームチーズも悪くはないけれど、ちょっとふわふわ感に欠けちゃうかもしれません。生クリームはこれくらい…鳥の嘴のような角が立つまで泡立ててくださいね」。

丁寧にアドバイスをしながら、お皿の上に重ねたパンに手際よくクリームを塗るレイチェルさん。お客さまはレイチェルさんの手元とトークにくぎ付けです。

「ケーキの形ができたら飾りつけに。ここで私の大のお気に入りクッキングツールが登場します。ピーラー!! もう素敵にハイテクよね(笑)」。種が入らないように、ピーラーできれいにきゅうりのリボンを作り、ケーキの周囲に巻いたら、最後は仕上げのトッピング。

レイチェル・クー 来日クッキングデモで「スモーガストルタ」を作るレイチェルさん。「サンドイッチケーキのまわりに巻くのは、にんじんのリボンでも鮮やかになりますよ」

「スウェーデンの人たちはこのサンドイッチケーキに何でものせるんだけど、私は“less is more”。緑、赤、白とシンプルに。レモンの黄色が効果的でしょう?」。10分ほどで美しいスモーガストルタの出来上がり。手軽で華やかな一皿は、おもてなしにも大活躍しそう。レイチェルさんを見習って、自由な発想でトッピングを考えてみるのも楽しそうですね。

レイチェル・クー 来日「スモーガストルタ」の出来上がり。クリームに加えられたホースラディッシュが爽やかな風味を生み出しています。
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