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文豪、粋人もごひいきの福岡の名店!「中国料理耕治本店」で口福の時間を

中国料理耕治本店「耕治のふかひれ姿入りラーメンを食べると原稿がはかどる」と松本清張さんが愛した逸品(1万6500円)。

全国から客が集まる、北九州の人気店を訪ねて

ノスタルジックな風情漂うアーケード商店街から、さらに小路へ。多彩な店舗が軒を連ねるなかに佇む「中国料理耕治本店」は、全国からお客さまが訪れる北九州屈指の人気の一軒です。

1955年に初代の平野耕治さんが東京風中華そば店として創業してから、優しい味が評判を呼び、いつしかオリジナルメニューも100以上に。

小倉っ子はもちろんのこと、北九州出身の作家・松本清張さん、永六輔さん、梨園や舞台俳優のかたがたなどに長く、幅広く、愛される店となりました。

中国料理耕治本店松本清張さんが来店の折、興に乗って描いた「達磨」。肌の色は醬油を薄く塗ったとか。

「もともと江戸時代から続く浅草の歴史あるそば屋だったんです。父は戦後に洋菓子店で修業したようですが、中国料理に関してはすべて自分の“味の記憶”で作り上げました。美味のDNAが流れていたのかもしれませんね」と2代目の平野桂之介さんもにこやかに語ります。

レシピはあるものの、最終的には口伝に近いというその味わいは、穏やかで滋味深い独特のもの。人気の「えびチリ」もまろやかな辛さが印象的です。お客さまに喜んでいただくため、厳選した高級食材と手作りにこだわり続けます。

「うちでしか食べられない味、といっていただくのがいちばん嬉しいです」(桂之介さん)。遠方から来るかたのために、と創業から守る通し営業もさりげないおもてなしです。

中国料理耕治本店

住所 福岡県北九州市小倉北区魚町1-4-5(鳥町食道街)
電話 093(551)2849
営業時間 11時~21時LO 年中無休(1月1日を除く)

オンラインショップ
https://koji-group.com

1階はカウンター席、2~3階には広間と個室が。幕末をイメージした店内は桂之介さんのプロデュース。

家庭画報特別コースのご案内

ご紹介した「ふかひれ姿入りラーメン」(小碗)を含む「家庭画報特別コース」(2022年8月18日~10月31日)をご用意しました。
1名1万4300円、2名さま以上で3日前までに要予約。詳細は店舗またはHPでご確認ください。

表示価格はすべて税込みです。

撮影/本誌・坂本正行 取材・文/露木朋子

『家庭画報』2022年9月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

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