美味手帖
2022/06/17
雑誌『家庭画報』編集部で料理班に在籍四半世紀のパンダ社長が、厳しい目で選んだとっておきの「おいしいお取り寄せ」を熱狂的にお勧めするコラムです。今回は、あのアラン・デュカスも才能を認めたミシュラン二つ星シェフ渾身のショコラをパンダ社長自らが買い付けました! 一覧はこちら>>
エディション・コウジ シモムラは六本木のミシュラン二つ星に輝くフレンチの名店。下村浩司シェフとは、巨匠アラン・デュカスが東京で通うレストランを取材する企画でご一緒しました。繊細で才気にあふれた料理に感銘を受け、さすがアラン・デュカスが認めただけのことはあると感じました。今回ご紹介するのは今年のバレンタインデーのショコラ戦線でも大ブレイクしたショコラです。
まず一品目は下村さんのショコラブランド、「maquia de cacao(マキア・ド・カカオ)」の代名詞ともいえるオリジナルのザ・ピーカンナッツショコラです。
食事後プティフールのひとつとしてお出ししていたものが食後にもかかわらず手が止まらないほどのおいしさに、ファンが続出。多数のリクエストに応えて商品化されました。かく言う私も大ファン。
香ばしくローストしたピーカンナッツを薄く飴がけし、ショコラをまとわせたもの。ピーカンナッツに飴がけすることでピーカンナッツの歯ざわり、食感、香ばしさが長く続き、ショコラとの相性も抜群で後を引くおいしさとなっています。
健康的に、でも無理せずおいしいものをいただきたい、というのはだれしもが望むところ。下村さんは「ヘルシー」という視点でもお料理やデザートにさまざまな工夫をこらしています。
その思いが形となったのが今回限定のガトーショコラ・ホンジュラス。砂糖はグラニューを使用、グルテンフリーでいて良質なホンジュラス産のカカオを使った味わいはコクとショコラの濃厚さに圧倒されるおいしさです。
そしてもう一品。やんばるシナモンの塩サブレはカラキ(沖縄シナモン)のリーフパウダーを使った甘くエキゾチックな香りが持ち味です。このリーフパウダー、カラキ本来の緑色を損なわないよう、低温でじっくり乾燥させた希少なもの。甘味はマイルドなタイの黒糖を、塩はペルー産の岩塩を使うこだわりぶりです。
贅沢に三種の味を組み合わせた、心から幸せを感じられるセットを特別にお届けします。
下村さんのショコラブランド、「maquia de cacao(マキア・ド・カカオ)」の代名詞ともいえるオリジナルのザ・ピーカンナッツショコラです。香ばしくローストしたピーカンナッツを薄く飴がけし、ショコラをまとわせたものです。詳しくはこちら>>
特製のグルテンフリーのガトーショコラ・ホンジュラス、特製のやんばるシナモンの塩サブレとスペシャルなセット。自分へのご褒美に、大切な方への贈り物に。素敵なショコラ体験をお約束します。詳しくはこちら>>
下村浩司(しもむら・こうじ)シェフ茨城県生まれ。フランスで、ミシュランガイド三つ星「ラ・コート・ドール」はじめとする名門レストランで8年間研鑽を積み帰国。2007年、東京・六本木に「エディション・コウジシモムラ」をオープン。翌年に二つ星を獲得。豊かな知識と確固たる技術に加え、自由な発想にあふれる独自のスタイルで世界の美食家たちを魅了し続ける。近年では、JALファーストクラス機内食やJR九州クルーズトレイン「ななつ星in九州」デザートの監修、また自身のテーブルウェアブランド「SIMON」を立ち上げるなどその活動は厨房だけにとどまらない。茨城県大使、同県 常陸太田市観光大使、大分県 国東市観光大使、熊本県 山江村応援大使任命。
月刊誌『家庭画報』編集部の料理班を率いること約20年。おいしいものを食べること、人に勧めることが人生最大の喜び。現在、「家庭画報ショッピングサロン」の運営会社の代表取締役社長。
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