美味手帖

京菓子の“今”―伝統を受け継ぎ、未来へつなぐ美しい食文化

ユニークな発想とデザインで和菓子を身近に

「和菓子を知ってもらうきっかけや、今の暮らしに合う楽しみ方を見つけてもらいたい」と、近年は昔ながらの羊羹や「烏羽玉」にフルーツやチョコレートを組み合わせ、味わいも見た目も楽しいものを企画。例えば、「そんなバナナ、」はバナナ風味の羊羹の上にカカオ羊羹をかけたオリジナル商品です。クスッと笑える名前といい、ルックスといい、かなり大胆ながら素材にこだわり、「ダンデライオン・チョコレート」のタンザニア産カカオと波照間産の黒糖を使い、後味よく仕上げられています。

コロナ禍に発売された「そんなバナナ、」1本1200円。上にはナッツやカカオニブをのせて。写真奥は、「烏羽玉CACAO」6個入り980円、「吉村和菓子店」のメレンゲ菓子「焼き鳳瑞〈種まき〉」3個入り300円~。

また、食パンにのせて焼くだけであんトーストになる「スライスようかん」はスライスチーズから発想を得た薄いシート状の羊羹。パティシエとコラボレーションした「Satomi Fujita」や健康に配慮した「吉村和菓子店」などの新しいブランドも立ち上げ、伝統や和洋の枠にとらわれない新感覚のお菓子を次々と生んでいます。

食パンにのせてトースターで焼くだけで羊羹がとろりと溶け、上にのっているバター羊羹を全体に広げるとあんトーストに。「スライスようかん 小倉バター」1袋2枚入り500円。

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