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歓喜と涙の金メダル。 三浦璃来&木原龍一組がフィギュスケート・ペアの歴史を変えた!

2026.02.17

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〔特集〕冬の祭典、応援企画 五輪代表選手から四大陸選手権派遣、現役引退の選手まで 「銀盤(フィギュアスケート)こそ我が人生」 
(2026年2月17日ペア・フリースケーティング後)感動の涙が止まらない。ミラノ・コルティナ冬季五輪、フィギュアスケート個人戦ペアの舞台には、ドラマティックすぎる展開が待っていた。

2026年2月16日のショートプログラム(SP)に優勝筆頭候補として登場した三浦璃来&木原龍一組だったが、珍しくリフトにミスがあり、まさかの5位発進。17日のフリースケーティング(FS)では第3グループの最終滑走。ミスが許されない状況に、想像を絶する緊張感があったはずだが、スピード、高さ、パワー、コネクション、高いスケーティングスキルで圧巻の演技を披露。ペアのFS世界歴代最高得点となる158.13点を叩き出す。1位との6. 9点差をものともせず、大逆転で金メダルに輝いた。

男泣きする木原選手、笑顔を浮かべながら優しくなだめる三浦選手。支え合って重圧に打ち勝ち、日本のカップル競技初となる五輪のメダル、それも金メダルを獲得した2人の姿と人間性に、早朝の日本列島中が涙したに違いない。歴史を塗り替えた偉業に、心からの拍手を送る。


『家庭画報』3月号掲載の「銀盤こそ我が人生」特集の配信記事とともに、「歴史を変える奇跡のペア」と題して、着物姿で京都・石清水八幡宮へお詣りに出かけた密着取材などを紹介している『家庭画報』2026年1月号もぜひ再読を! 2人のお人柄やブルーノ・マルコットコーチを中心とするチーム・ブルーノの絆、ご家族のサポートなど、この優勝が必然である理由がよくわかるはず。

明日18日からは、いよいよ女子シングルが始まる。会場で、三浦選手&木原選手の演技を見守り号泣していた坂本花織選手も登場。ともに団体戦でSP、FSを戦い抜いた三浦選手&木原選手の金メダルは、言葉にならないほどのパワーをもたらしたことだろう。中井亜美選手、千葉百音選手の若さ溢れる勢いにも期待!

特集「冬の祭典、応援企画 銀盤(フィギュアスケート)こそ我が人生」の記事一覧はこちら>>>

2026年2月6日から行われているミラノ・コルティナ冬季五輪。今季の戦績や全日本選手権での活躍を踏まえ、2025年12月21日、写真(2枚目)の代表選手たちが選出された。メダルが期待される女子シングルの坂本花織選手、男子シングルの鍵山優真選手、ペアの三浦璃来&木原龍一組ほか、銀盤に真摯に向き合う代表選手たちを中心にご紹介。お茶の間からエールを送ろう。

2019年のペア結成以降、日本のカップル競技を牽引。2025年世界選手権で優勝した現・世界王者。ミラノ・コルティナ五輪金メダル最有力候補。GPFでのSP「Paint It Black」より。写真/西村尚己〈アフロスポーツ〉

北京五輪ペア・7位 世界選手権2025優勝 三浦璃来&木原龍一 組
2019年のペア結成以降、日本のカップル競技を牽引。2025年世界選手権で優勝した現・世界王者。ミラノ・コルティナ五輪金メダル最有力候補。GPFでのSP「Paint It Black」より。写真/西村尚己〈アフロスポーツ〉

【カップル競技】
笑顔が魅力の世界王者と、伸び盛りの若きカップルたち

長年の課題とされてきたペアやアイスダンスなどのカップル競技。それがまさか、五輪の優勝候補が日本から現れるとは。ペアの世界において、三浦璃来&木原龍一組の存在がどれだけ希少なものか。未来のフィギュアスケートファンが今の時代のスケート史を見たら、日本ペア界の偉大な開拓者として記載されているはずだ。

アイスダンスでも、世界を目指す若手カップルが何組も登場している。櫛田育良(いくら)&島田高志郎組、紀平梨花&西山真瑚(しんご)組。シングルにおいて多くのファンを獲得していた魅惑的なスケーターたちが、新たな可能性をアイスダンスに見出しているのだ。

これもやはり、村元哉中(かな)&高橋大輔組や小松原美里&尊組といった先達の活躍が、夢を与えてくれたからに違いない。今回、若手たちがすぐに結果を出せなくても、焦らず大事にカップル競技を見守っていきたい。まさにここから、日本フィギュアスケート界カップル競技の黎明期が始まろうとしているのだから。

【ペア】三浦璃来&木原龍一 組
すべてを糧と力にして五輪の舞台を楽しむ

三浦璃来・2001年12月17日兵庫県生まれ。女子シングルから15年にペア転向。
木原龍一・1992年8月22日愛知県生まれ。男子シングルから2013年にペア転向。木原選手は4度目の五輪出場。2019年8月三浦&木原ペア結成を発表。2022年北京五輪で日本ペア史上初の個人戦7位入賞、団体戦銀メダル。2025年世界選手権優勝。25/26シーズンGPF優勝。

SP直前の6分間練習で三浦選手が左肩を脱臼。応急処置で出場し、84.91点での1位はさすが王者。写真/長田洋平〈アフロスポーツ〉

SP直前の6分間練習で三浦選手が左肩を脱臼。応急処置で出場し、84.91点での1位はさすが王者。写真/長田洋平〈アフロスポーツ〉

演技前、鼓舞する木原選手。

演技前、鼓舞する木原選手。

演技後、安堵する二人。FSは大事をとり棄権した。写真/スポーツ報知〈アフロ〉

演技後、安堵する二人。FSは大事をとり棄権した。写真/スポーツ報知〈アフロ〉

優勝を飾ったGPFでブルーノ・マルコットコーチと。ミラノ・コルティナ五輪でもぜひ再現を! 写真/長田洋平〈アフロスポーツ〉

優勝を飾ったGPFでブルーノ・マルコットコーチと。ミラノ・コルティナ五輪でもぜひ再現を! 写真/長田洋平〈アフロスポーツ〉

【アイスダンス】吉田唄菜&森田真沙也 組
新たな練習拠点 カナダで急成長を遂げた

吉田唄菜・2003年9月6日岡山県生まれ。
森田真沙也・2003年11月16日京都府生まれ。2023年6月2日アイスダンスカップル結成発表。愛称は“うたまさ”。カナダでスコット・モイヤーコーチにも教わった。2025年アジア冬季競技大会優勝。2024年・2025年全日本選手権優勝。

吉田唄菜&森田真沙也組。全日本選手権でのフリーダンス「Rise of the Phoenix」より。合計172.29点1位で五輪団体戦出場が決定。

吉田唄菜&森田真沙也組。全日本選手権でのフリーダンス「Rise of the Phoenix」より。合計172.29点1位で五輪団体戦出場が決定。

【ペア】長岡柚奈&森口澄士 組
五輪最終予選にて自力でペア2枠目を獲得した若手のホープ

長岡柚奈・2005年7月13日北海道生まれ。
森口澄士・2001年12月29日京都府生まれ。2023年5月ペアを結成。愛称は”ゆなすみ“。2025年9月に行われたミラノ・コルティナ五輪の最終予選で3位に入り、三浦&木原組に次ぐ個人戦2枠目を、日本ペア史上初めて獲得。

長岡柚奈&森口澄士組の全日本選手権SPは72.91で2位。写真のFS「Tree of Life」は142.39点、合計215.30点で優勝。

長岡柚奈&森口澄士組の全日本選手権SPは72.91で2位。写真のFS「Tree of Life」は142.39点、合計215.30点で優勝。


(次回へ続く。この特集の一覧>>

この記事の掲載号

『家庭画報』2026年03月号

家庭画報 2026年03月号

撮影/麻生えり 構成・取材・文/小松庸子 取材協力/日本スケート連盟 *特に記載のない大会は2025年の開催。

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