スノーボード日本代表 荻原大翔選手 通称“スピンマスター”のホームゲレンデを訪ねて
福島県北塩原村、猫魔ヶ岳(ねこまがだけ)の南北にまたがるスノーリゾート「星野リゾート ネコマ マウンテン」。幼少期からネコマ マウンテン(旧アルツ磐梯・猫魔スキー場)にて腕を磨いてきたスノーボード日本代表の荻原大翔(おぎわら・ひろと)選手が、2025年末から年始にかけて集中トレーニングを行いました。
荻原選手は2025年1月の海外大会「X Games Aspen」で世界初となる「バックサイド2340(6回転半)」の大技を成功させ、ギネス世界記録に認定された若きエースです。その圧倒的な回転技術からスノーボード界では“スピンマスター”とも呼ばれており、世界から注目を集めています。2025年12月に開催されたワールドカップでも見事優勝を飾り、2026年2月のミラノ・コルティナ五輪のスノーボード2種目で男子日本代表入りを確実にしました。
公開練習当日の荻原選手。オリンピックでは「ビッグエア」と「スロープスタイル」の2種目に挑む予定だ。「2種目で金メダルを獲得したい」と強い意気込みを見せた。

公開練習での様子。
多彩なコースと絶景、パウダースノーが魅力
荻原選手が幼い頃から通い続けるネコマ マウンテン。大きく分けて2つのエリアがあります。猫魔ヶ岳の北側、旧猫魔スキー場の地を「北エリア」、旧アルツ磐梯の地を「南エリア」とした敷地は合計189ヘクタールで、全国でもトップ10に入る広さを誇ります。
その最大の魅力は、初心者から上級者まで、あらゆるレベルのスキーヤー・スノーボーダーが楽しめる多彩なコースにあります。初心者には緩やかな斜面で基礎を学べるエリアが充実し、中級者は裏磐梯の湖沼群を見下ろしながらのクルージングを楽しめます。そして上級者には、「ブラックバレーコース」と呼ばれる最大斜度33度の急斜面で体験するパウダースノーやツリーランなどが待っています。
2025年にオープンした「南エリア」のツリーラン。磐梯朝日国立公園内に位置しているスノーリゾートであるため、大音量の音楽を控えるなど、自然環境への配慮を徹底。静寂に包まれた雪山本来の美しさを体感できる。
「北エリア」を中心に降り積もる、「ミクロファインスノー」と呼ばれる水分量の少ないパウダースノーは、各地からファンが集まる理由の一つです。また、「南エリア」には、ゆったりと滑走ができるロングコースや、キッズエリアなども。各エリアは連結リフトで簡単に往来でき、合計33コースを共通リフト券で楽しめます。
「南エリア」のロングコース。磐梯山と猪苗代湖を眺めながらの絶景クルージングを満喫できる。
世界レベルの選手たちが集う、切磋琢磨の場
もちろん、荻原選手がトレーニングを重ねるパークエリアも忘れてはいけません。世界大会の設営を手がけてきた熟練のディガー(パーク造成スタッフ)たちが、シーズンを通じて最高のコンディションを維持しています。
たとえば、キッカー(ジャンプ台)の発射角度とランディング(着地面)の角度が緻密に計算され、大技に挑戦しても安全に着地しやすい設計となっているそう。「安心して新しい技に挑戦できること」は世界レベルの選手たちがこのパークに集う理由といえるでしょう。
2023年にネコマ マウンテンで開催された大会での荻原選手。
3歳のころから、茨城県よりネコマ マウンテンに通い始めた荻原選手。「今回練習用に設営してもらったパークは、オリンピックを想定し、アイテムの配置などの細かいオーダーをさせていただきました。日本国内でこのような環境で滑れる場所はあまりありません」と語ります。
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滑走後の楽しみも見逃せません。ゲレンデ直結のホテル「磐梯山温泉ホテル」は会津磐梯山を望む高原リゾートホテルで、温泉が冷えた体を芯から温めてくれます。
「磐梯山温泉ホテル」の温泉。
磐梯山温泉ホテルや、荻原選手も練習してきた世界レベルのジャンプ台「グローバルパーク」がある南エリアは、磐越自動車道・磐梯河東ICから車で約15分。JR郡山駅からは高速バス(要予約)も利用でき、首都圏からは約2時間30分でアクセスが可能です。
この冬は、世界を舞台に活躍する荻原選手を応援しながら、トップアスリートを育んだネコマ マウンテンで、充実したリゾートステイを楽しんでみてはいかがでしょうか。
山頂の連結リフトから望む磐梯山と霧氷。静かにそびえ立つ磐梯山の美しさに感動する。
●星野リゾート ネコマ マウンテン<北ゲート> 福島県耶麻郡北塩原村桧原字猫魔山1163
<南ゲート> 福島県耶麻郡磐梯町大字更科字清水平6838-68
電話:0242-74-5000
公式サイト:
https://www.nekoma.co.jp/