帰山侑大副主将(4年・3区)
「アツくてまっしぐらの山川を、冷静でクレバーな帰山がいいバランスでサポートしてくれる」と藤田敦史監督の信頼絶大な帰山侑大副主将(4年)。出雲駅伝では2区を区間2位、全日本大学駅伝では3区3位と、常に安定した走りを見せてくれる頼もしい存在でしたが、今回も3区で区間2位とチームを勢いづける走り。2026年1月18日に行われた全国都道府県対抗男子駅伝では群馬代表として3区を走り、見事、区間賞を獲得しました。
——最後の箱根駅伝、振り返ってみていかがでしたか?チームとしては優勝を、自分も区間賞を狙っていたので、チーム6位、区間2位という結果は非常に悔しいです。
——-前半はすごくいい走りでした。往路の4年生が僕だけだったんです。後輩たち、特に急遽5区の山登りをすることになった安原(海晴・3年)までになるべく貯金を多く作ってやりたかったので、最後の箱根で悔いを残さないようにと最初から突っ込んで行きました。途中、差し込みが来たときは「ヤバい」と思いましたが。
——冷静に見えましたが、内心では焦っていたんですね。はい(苦笑)。ただ差し込みは初めてではなかったので、完全にペースダウンしないで済むようにマッサージしながら走って自分と戦っていました。後半は復活して、ペースを上げられたのでよかったです。
——自己採点では、100点中何点ぐらいですか?50点くらい? 区間賞を取れなかったので、そこが減点ですかね。ハイペースで突っ込んで勢いを落とさず、後半区間にいい位置で渡せたのは意地の走りだったと思います。
——怪我人が複数出た12月は、どんなことを意識していましたか?4年生の山川と圭汰は、最後の箱根駅伝になんとか戻ってきてくれるだろうと信じてはいましたが、練習では主将の分まで僕がチームを牽引して、盛り上げていくことは意識的にやっていました。副主将の僕が倒れたら引っ張っていく人が本当にいなくなってしまうので、いつも以上に体調管理には気を配りました。
——箱根駅伝はどんな大会でしたか?憧れでもあり、目標でもありました。箱根駅伝に向けて1年間頑張るという経験を4回やったわけですが、その努力していく過程も自分の中では宝物だと思っています。
——楽しんで走りたいといつも言っていますが、今回はどうでしたか?満足な結果ではないですが、自分でやれることはやりきったので悔いはありません。前半は調子もよかったですし。両親も沿道にいたのですが、皆さんからたくさんの応援をいただけて、気持ちよく楽しく走ることができました。
——ご両親に手を振ったりガッツポーズできました?手は振っていないですけれど、アイコンタクトで合図を送りました(笑)。
——4年生はどういう存在ですか?普段から陸上の話も、それ以外もいろいろ話せる相手でもあり、負けたくないライバルでもあり。本当にいい仲間に巡り合えました。4年生のみんながいたからこそ、ここまでやってこられたと思うので⋯⋯、かけがえのない仲間たちですね。