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『家庭画報』2026年2月号では「箱根駅伝 優勝候補大学、強さの秘密」と題して、
青山学院大学、
駒澤大学、
國學院大學、早稲田大学の選手や主務(マネージャーのトップ)、監督の思い、第102回大会の見所などを紹介しています。本記事では、多数の未公開写真と、誌面に書ききれなかったこぼれ話や大会直後に選手たちから聞いた話をお届けします!
*主将、主務等の役職は第102回箱根駅伝当時のものです。︎*2025年〜2026年1月3日までに撮影した写真で構成しています。
「箱根駅伝」フォト特集 vol.3 駒澤大学編

貴重な「未公開写真」をフォトギャラリーで見る>>第3弾は、2025年11月の全日本大学駅伝で優勝した勢いで、箱根駅伝総合優勝を目指していた駒澤大学。しかし、今回の第102回大会では往路7位、復路3位の総合6位という結果になりました。
大会前から青山学院大学、國學院大學、早稲田大学、中央大学とともに優勝候補として名前があがっていましたが、想定外のアクシデントが重なり、区間変更などをして臨むことに⋯⋯。すべてが決した大会直後、1月3日の大手町で駒澤大学の皆さんが語ってくれた言葉を元にお届けします。
山川拓馬主将(4年・8区)
「走ることが大好き」な山川拓馬主将(4年)。全日本大学駅伝の後、取材に伺った際には「今季は怪我をしないように練習をセーブしているんです。本当は歴代主将のように、僕もエース区間の2区を走りたいですが、チームのためなら5区でも行きます!」と笑顔で語ってくれましたが、12月上旬の合宿中ぎっくり腰に。大会直後、悔しさを滲ませながらも真摯に取材対応をしていた山川主将に、怪我の経緯や今の率直な気持ちをお聞きしました。
——自分も不調のなか、主将としてチームをまとめる状況は大変でしたね。直前のこの時期に故障してしまったのが、本当に悔しくて情けなかったです。でも、気持ち的には全然負けていなくて。箱根駅伝では絶対勝つぞ、と思っていました。主将である自分が落ち込むとチームも全体的に落ち込んでしまいますし、「全員で勝つぞ!」という気持ちを常に後輩たちにも伝えていました。
——4年生の存在が助けになったのでしょうか?本当にそうです。圭汰(佐藤圭汰・4年)と自分が怪我をしてしまった中、同期である帰山(侑大副主将)と伊藤(蒼唯)がチームを引っ張ってくれたのは大きかったです。エントリーされていた森重(清龍〈せいりゅう〉・4年)も足の調子がよくなくてきつかったのに、出走組以外のメンバーたちをずっとまとめてくれていました。皆が、チームの志気が下がらないよう食い止めてくれていたのでありがたかったです。
——(隣にいた森重選手に)山川主将はどんなキャプテンでしたか?森重選手 まず、すごいユニークです。面白くて優しいんですよ。かっこいいし、足も長くて(笑)。(「ちょっと~?」と笑う山川主将に)まあ、でも完璧なキャプテンだったと思います、はい。
——山川主将にとって、箱根駅伝はどんな大会でしたか?いやあもう、本当に難しいです。自分、いい結果で走れたことがないので。1年で5区4番、2年で4区6番、3年で5区4番、4年で8区4番でしたから。自分の調整不足や寒さ対策の準備ができていなかったんだなと実感しています。今大会でリベンジしたかったのですが、果たせなかったのが心残りです。来年、村上(響次期主将・3年)や桑田(駿介・2年)、谷中(晴・2年)たちを中心に優勝を目指してまた頑張ってもらえたらと思います。