辻原 輝選手(3年・4区区間4位)──「ヒーローを超えて」
今大会、辻原 輝選手(3年)は希望どおり、地元4区で出走。区間4位のタイムでチームの順位を5位から3位に押し上げました。大会後、自身の走りについて尋ねると、「今回、僕は本気で区間新を狙いにいって、途中までは憧れの太田蒼生さん(前回大会で4区区間賞〈当時日本人最高記録〉を獲得した青山学院大学の選手。現GMОインターネットグループ陸上部所属)にも負けてなくて。監督からも『いい走りをしてる』っていってもらえて、本当に走ってて楽しくて、いけると思ったんですけど」と一気に話すと、不意に表情を歪ませ、涙声に。
「3年目は後半ずっと調子が上がらなくて、距離も踏めなくて。その分、“貯め”がなくて、ラストで全然粘れなくて⋯⋯」といいながら号泣。「でも、今の力は本当に出し切ったので、悔いはないです」と言葉を絞り出しました。
大会新記録での準優勝については、「僕にとって、去年の青学の4年生は憧れのヒーロー集団。その記録を超えられたのは嬉しいけれど、優勝できなかったのは本当に悔しい。来年優勝するには、今年の青学を超えて、さらに今年以上に強くなるはずの来年の青学も超えないといけない。本気で取り組んで、区間新を出して優勝して、悔いなく終わりたいです」。
悔し涙を嬉し涙に。勝負のラストイヤーが始まります。
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*主将、主務等の役職は第102回箱根駅伝当時のものです。
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