〔特集〕感動の一瞬がそこに 東京2025 世界陸上 いよいよ世界陸上競技選手権大会、通称世界陸上が始まる。陸上競技49種目の実力者たちが、世界中から国立競技場に集結。自身の限界に挑むトップアスリートたちの姿からもらえる勇気と感動は、はかり知れない。今特集では、注目のアスリートや観戦に役立つ情報をご紹介。34年ぶりの東京開催を満喫しよう。
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趣味は読書という吉田選手。
【マラソン】吉田祐也(よしだゆうや)選手
よしだ・ゆうや●1997年埼玉県生まれ。青山学院大学卒業。GMOインターネットグループ陸上部所属。2020年の別府大分毎日マラソンで初マラソンながら3位入賞。同年と24年に福岡国際マラソン優勝。東京2025世界陸上では6位以上入賞を目標としている。
たゆまぬ努力で培った走力と胆力で、念願の大舞台に挑む
青山学院大学4年次に箱根駅伝の4区で区間新を樹立し、別府大分毎日マラソンを初マラソン歴代2位のタイムで快走。陸上界のレジェンド、瀬古利彦さんも惚れ込んだ実力者が初の世界陸上を前に胸の内を明かした。
Q マラソンの醍醐味、難しさとは?
A 練習を継続した分、成果がしっかりと表れやすい点が醍醐味であると考えています。その半面、2時間走る競技ですので、練習のしすぎや些細なコンディション不良がパフォーマンスに大きく影響する点が非常に難しいです。
Q マラソン選手としての強みは?A 長い期間ケガなく練習を継続できているため、とりわけレース後半の安定性に優れている点と考えています。
Q 大会前の1か月は、一日何キロくらい走り込みますか?A 概ね一日40キロです。
Q 陸上部の同僚や、一緒に練習をしている大学生たちはどんな存在ですか?A どちらもいつも刺激をくれて、本当に感謝している存在です。とりわけ青学の学生たちは、必死に練習をしていた学生時代の自分を映しているようで、奮起させてくれる存在です。
Q 過去の世界陸上で特に印象に残っている選手は?A 2009年ベルリン大会でのウサイン・ボルト選手。言葉を失う凄さだったのを覚えています。
Q 東京2025世界陸上への思い、目標をお聞かせください。A 世界陸上は本格的にマラソンを始めてから目指してきた舞台です。大迫傑(おおさこすぐる)さんが東京オリンピックの前に練習に打ち込んでいた姿を今度は自分が体現し、結果をも超えたいと思っています。目標は6位以上ですが、自国開催ということもあり、なんとしても表彰台に乗りたいと思っています。
Q 今大会でご自身の種目以外で楽しみにされている競技は?A 女子のマラソンが楽しみです。
Q ご自分の走りで注目してほしいポイントは?A 僕自身は箱根駅伝を経て、日本代表になった叩き上げの選手であるという自負があります。そういったバックグラウンドを踏まえて、粘り強い走りを見ていただけたら嬉しいです。
(次回に続く。
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