空を見上げて365 私たちの身近にある空には未知の魅力や不思議が詰まっています。誰かに話してみたくなるような空の世界を、雲研究者の荒木健太郎さんが案内します。一緒に今日の空を見上げてみませんか。
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災害への備え③自宅の備蓄
災害時の「避難」というと避難所へ行くことを想像する人が多いかもしれませんが、避難の形はそれだけではありません。自宅に倒壊や浸水などの危険がなければ、自宅にとどまる「在宅避難」も選択肢の一つです。ただ、在宅避難を行うためには、電気や水道などのライフラインが止まることも想定し、生活をつなぐための十分な備蓄をしておくことが必要です。何をどれくらい準備すると良いのでしょうか。
自宅の備蓄には、食料品と生活用品が不可欠です。飲料・調理用の水は1人1日3リットルあると安心です。また、断水するとトイレが使えませんので、非常用トイレセットを準備しておきましょう。目安は1人1日5回分です。そのほかにも、レトルト食品や衛生用品など様々なものが必要ですが、まずは3日分の備蓄を目標に取り組み、慣れてきたら、影響の長期化に備えて1週間分用意するようにしてください。「東京備蓄ナビ」というウェブサイトでは、ご自身の家族構成などいくつかの簡単な質問に答えるだけで、各家庭で必要な備蓄品とその量を確認できます。
多くの備蓄品を一気に準備しようとすると大変なので、普段使っている品を常に少し多めに買い置きしておく「日常備蓄」から始めることをおすすめします。古い物から消費して買い足していく「ローリングストック」を行えば、無理なく一定量の備蓄を保つことができます。
備えは特別なことではありません。たとえば、趣味の家庭菜園も、災害時には収穫して食料として活用することができます。日常と災害時を切り離すのではなく、どちらにも役立つ自分の好きなものを生活に取り入れていくことが、備えの第一歩です。
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監修/荒木 健太郎 Kentaro Araki雲研究者・気象庁気象研究所主任研究官・学術博士。専門は雲科学・気象学。防災・減災のために、災害をもたらす雲の仕組みを研究している。映画『天気の子』気象監修。『情熱大陸』『ドラえもん』『マツコの知らない世界』など出演多数。著書に『すごすぎる天気の図鑑』シリーズなど。
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YouTube文/前田 智宏 Tomohiro Maeda気象キャスター・気象予報士・防災士。福井放送アナウンサーを経て、大阪・MBS「よんチャンTV」などテレビ・ラジオで気象解説を担当。京都大学防災研究所で防災気象情報に関する研究に従事し、博士後期課程在学中。
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Instagram●参考文献/東京都総務局『東京備蓄ナビ』URL:https://www.bichiku.metro.tokyo.lg.jp/、政府広報オンライン『【防災特集】ACTION01 災害に事前に備える』URL:https://www.gov-online.go.jp/tokusyu/bousai/preparation.html、『防災の超図鑑』荒木健太郎著(KADOKAWA)