空を見上げて365 私たちの身近にある空には未知の魅力や不思議が詰まっています。誰かに話してみたくなるような空の世界を、雲研究者の荒木健太郎さんが案内します。一緒に今日の空を見上げてみませんか。
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災害への備え②防災バッグ
皆さんは、自宅に非常用の防災バッグを準備していますか。自治体のハザードマップなどで、もしもお住まいの場所が、災害時に自宅に留まると危険な地域にある場合、すぐに避難できる準備が不可欠です。
防災バッグには、避難先で当面必要となる最小限のものを入れておきます。必要以上に持ち物を増やすよりも、自分や家族にとって何が必要かを選んで準備しましょう。まずは、飲料水や食品(缶切りが不要のものやビスケットなど)です。また、水道が止まるなど避難所のトイレが使えない場合があるため、1人1日5回分を目安に携帯トイレを入れておきましょう。日用品は筆記用具やタオル、衣類、スマートフォンの充電器のほか、避難所ではアイマスクや耳栓、スリッパなども役立ちます。衛生用品は、歯ブラシや水のいらないシャンプー、ボディシートなどがあると、より衛生面を保持できます。
高齢の方や小さな子ども、ペットがいるなど、家族構成に応じて必要なものがそれぞれ異なります。なるべく普段の生活で使っているもの、食べ慣れているものを入れておくと安心です。救急セットや常備薬、女性は生理用品も入れておくと良いでしょう。
また、避難時は防災バッグを持って素早く安全に移動することになるため、荷物を増やしすぎず、背負って走れる重さくらいでコンパクトにとどめることが重要です。どのくらいの重さなら移動しやすいか、実際に背負って試してみてください。マイ防災バッグが完成したら、すぐに持ち出せるように玄関の近くや寝室などに置いておきましょう。
自然災害は、時として想像を超える力で襲ってきます。自分や家族を守るために、これを機にぜひ防災バッグの準備・中身の点検をお願いします。備えあれば憂いなしです。
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写真/PIXTA
監修/荒木 健太郎 Kentaro Araki雲研究者・気象庁気象研究所主任研究官・学術博士。専門は雲科学・気象学。防災・減災のために、災害をもたらす雲の仕組みを研究している。映画『天気の子』気象監修。『情熱大陸』『ドラえもん』『マツコの知らない世界』など出演多数。著書に『すごすぎる天気の図鑑』シリーズなど。
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YouTube文/三上 萌々 Momo Mikami気象予報士・防災士。テレビ高知アナウンサーを経て、現在はフリーアナウンサーとして「TBSNEWS」のニュースキャスターなどを務める。防災・減災のため執筆や講演等に取り組み、全国のJリーグクラブを巡り、サッカーと気候変動について啓発活動を行う。
Instagram●参考文献/農林水産省『災害を想定した備えが大切』URL:https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1909/spe1_01.html、経済産業省『トイレ備蓄 忘れていませんか』URL:https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/jyutaku/toirebichiku.html、『防災の超図鑑』荒木健太郎著(KADOKAWA)