空を見上げて365 私たちの身近にある空には未知の魅力や不思議が詰まっています。誰かに話してみたくなるような空の世界を、雲研究者の荒木健太郎さんが案内します。一緒に今日の空を見上げてみませんか。
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夏の車内温度
夏休みは、車での移動が増える時期です。小さな子どもやペットを連れて、帰省や旅行をされる方もいらっしゃると思います。心地よい車の揺れで眠ってしまった子どもを「起こすのがかわいそうだから」と、休憩時間に車内に残していくのはとても危険です。その理由をデータとともに紹介します。
一般社団法人日本自動車連盟(JAF)が行った、真夏の車内温度の実験があります。当日の天候は晴れ、気温は35℃です。車内の温度は25℃でスタートしましたが、エンジンを止めたあと30分も経たないうちに車内温度は40℃を超えました。サンシェードをつけたり、窓を開けたりした車でも、30分を少し過ぎたくらいで40℃を超え、人間が耐えられない温度になりました。エアコンをつけたままの車では、車内温度の上昇は抑えられるものの、誤作動で車が動く可能性があるほか、排ガスなど環境面にも問題があります。
高温な環境では短時間で体温が上昇し、事故につながることがあります。また、人に限らずペットも熱中症になります。たとえ短い時間であっても、「車を離れるときは全員で」が鉄則です。
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写真/荒木健太郎
監修/荒木 健太郎 Kentaro Araki雲研究者・気象庁気象研究所主任研究官・学術博士。専門は雲科学・気象学。防災・減災のために、災害をもたらす雲の仕組みを研究している。映画『天気の子』気象監修。『情熱大陸』『ドラえもん』『マツコの知らない世界』など出演多数。著書に『すごすぎる天気の図鑑』シリーズなど。
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YouTube文/津田 紗矢佳 Sayaka Tsuda気象翻訳者・気象予報士・防災士。天気や防災をわかりやすく伝える“気象の翻訳者”として活動中。テレビ朝日「スーパーJチャンネル」などに出演。絵本『大あらしだ!ハリケーンがやってくる』(福音館書店)の翻訳を担当。
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Instagram●参考文献/環境省『熱中症環境保健マニュアル2022』URL:https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/manual/heatillness_manual_full.pdf、環境省「防ごう!ペットの熱中症」URL:https://www.env.go.jp/content/000322380.pdf、一般社団法人日本自動車連盟『真夏の車内温度(JAFユーザーテスト)』URL:https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/temperature/summer