空を見上げて365 私たちの身近にある空には未知の魅力や不思議が詰まっています。誰かに話してみたくなるような空の世界を、雲研究者の荒木健太郎さんが案内します。一緒に今日の空を見上げてみませんか。
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ペルセウス座流星群
夏の星空観察といえば、ペルセウス座流星群です。三大流星群のひとつで、年間でもトップクラスの流星数を誇ります。しかも、流星群の活動が極大を迎える8月13日は新月なので月明りの影響がなく、流れ星を見る好条件がそろっているのです。
流れ星を見るポイントは以下の通りです。
(1)方角放射点があるのは北東の空ですが、方角にかかわらず空のあちらこちらで流れ星が見られます。空を広く見わたすことが重要です。
(2)時間目立って多くの流星を見ることができる日時は、8月12日の夜から13日の未明にかけてと、13日の夜から14日未明にかけてです。どちらの夜も21時ごろから流星が現れ始めます。最も多くの流星が見られるのは、13日の夜明け前と考えられており、1時間で35個程度が期待されています。
(3)より星空を楽しむために目が暗さに慣れるまで、最低でも15分ほど観察を続けると良いとされています。また、周囲の安全確認も大切です。野生生物や虫刺されなどに注意し、適宜水分補給を行って熱中症対策も万全にお願いします。
1時間に数十個も流れ星を見ることができれば、願い事も叶うかもしれません。あいにく星空が雲にさえぎられてしまっても、流星の出現期間は8月下旬ごろまで続きます。天気予報を確認しながら、晴れた夜には、ぜひ星空を見上げてみてください。
写真/国立天文台
監修/荒木 健太郎 Kentaro Araki雲研究者・気象庁気象研究所主任研究官・学術博士。専門は雲科学・気象学。防災・減災のために、災害をもたらす雲の仕組みを研究している。映画『天気の子』気象監修。『情熱大陸』『ドラえもん』『マツコの知らない世界』など出演多数。著書に『すごすぎる天気の図鑑』シリーズなど。
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YouTube文/津田 紗矢佳 Sayaka Tsuda気象翻訳者・気象予報士・防災士。天気や防災をわかりやすく伝える“気象の翻訳者”として活動中。テレビ朝日「スーパーJチャンネル」などに出演。絵本『大あらしだ!ハリケーンがやってくる』(福音館書店)の翻訳を担当。
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Instagram●参考文献/国立天文台『ペルセウス座流星群が極大(2026年8月)』URL:https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2026/08-topics03.html