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実は猛暑日が少ない沖縄。本州との暑さの違いを解説

2026.07.18

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空を見上げて365 私たちの身近にある空には未知の魅力や不思議が詰まっています。誰かに話してみたくなるような空の世界を、雲研究者の荒木健太郎さんが案内します。一緒に今日の空を見上げてみませんか。 連載一覧はこちら>>

猛暑日が少ない沖縄

沖縄は、北緯20度から30度の緯度帯(亜熱帯)に位置し、一年を通して比較的暖かい気候が特徴です。ただ、実は、最高気温が35℃以上の猛暑日が少ない地域なのです。

沖縄で猛暑日が少ない理由には、「地理的な条件」が大きく関わっています。晴れた日の日中は、より温度の低い海から陸地に向かって海風(うみかぜ)が吹きます。周りが海に囲まれている沖縄は、熱がたまりにくい条件下にあるのです。また、標高の高い山がなく、山を越えた空気が高温の風となって吹き気温が上がるフェーン現象が起こりにくいことや、都市部に比べてヒートアイランド現象の影響を受けにくいことも要因です。

夏の暑さは特に本州でひどく、2025年6~8月の猛暑日は、大分の日田で55日、山梨の甲府で53日。一方、沖縄では年間を通して、猛暑日となった日は1日もありませんでした。


ただ、沖縄は温暖かつ湿度も高い地域です。観測される気温よりも、じめじめと蒸し暑く感じることも多いかもしれません。夏場は特に、環境省ウェブサイト「熱中症予防情報サイト」で、熱中症警戒アラートの発表状況や、熱中症予防の指標となる「暑さ指数」を確認し、適切な暑さ対策を心がけましょう。

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猛暑から自分と家族、ペットを守る。今日からできる「適切な暑さ対策」とは

写真/荒木健太郎

写真/荒木健太郎


監修/荒木 健太郎 Kentaro Araki
雲研究者・気象庁気象研究所主任研究官・学術博士。専門は雲科学・気象学。防災・減災のために、災害をもたらす雲の仕組みを研究している。映画『天気の子』気象監修。『情熱大陸』『ドラえもん』『マツコの知らない世界』など出演多数。著書に『すごすぎる天気の図鑑』シリーズなど。XInstagramYouTube

文/三上 萌々 Momo Mikami
気象予報士・防災士。テレビ高知アナウンサーを経て、現在はフリーアナウンサーとして「TBSNEWS」のニュースキャスターなどを務める。防災・減災のため執筆や講演等に取り組み、全国のJリーグクラブを巡り、サッカーと気候変動について啓発活動を行う。Instagram

●参考文献/アクティビティジャパン『沖縄に猛暑日が少ない理由』URL:https://activityjapan.com/feature/okinawa_extremely_hotday/、気象庁『沖縄の平年の天候』URL:https://www.data.jma.go.jp/cpd/j_climate/okinawa/main.html、気象庁『2025年の猛暑日・真夏日などの日数』URL:https://www.data.jma.go.jp/stats/stat/202515/tem_ctg_days_202515.html

監修/荒木健太郎 文/三上萌々 協力/太田絢子、佐々木恭子、鈴木幸花、津田紗矢佳

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