カルチャー&ホビー

「様子を見に行く」が命取りに。大雨のときに近づいてはいけない場所を改めて確認

2026.07.05

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空を見上げて365 私たちの身近にある空には未知の魅力や不思議が詰まっています。誰かに話してみたくなるような空の世界を、雲研究者の荒木健太郎さんが案内します。一緒に今日の空を見上げてみませんか。 連載一覧はこちら>>

大雨時に近づいてはいけない場所

線状降水帯による集中豪雨や、台風や前線による大雨のとき、決して近づいてはいけない場所があります。どんな場所に、どんな危険が潜んでいるのかをご紹介します。

まずは、河川や用水路、田んぼです。増水して水の溢れた用水路や田んぼでは、水が濁っていて足元が見えにくいため転落したり足をとられたりする恐れがあります。河川では水位が急に上がることがあり、氾濫した水に巻き込まれると非常に危険です。河川の様子を確認したい場合は、直接見に行くのではなく、国土交通省や自治体のウェブサイトで、水位やリアルタイムの様子を確認するのが安全です。

また、崖や急斜面も要注意。土砂災害は短時間で発生するため、急激に状況が悪化することがあります。崖や斜面には近づかず、安全な場所に避難しましょう。


車に乗っている場合、アンダーパスは周囲の道路よりも水が溜まりやすく冠水しやすいため、近づかないようにしてください。万が一、冠水した道路に入ってしまったら、速度を落として走行を。急いで抜け出そうと速く走るほど、エンジンの吸気口から水が入りやすく、エンジン停止の恐れがあります。原則は冠水している場所を通らないことですが、車内には脱出用のハンマーなどを備えておくと安心です。

外が今どんな状況か気になったとしても、身の安全の確保を最優先に考え、冷静に行動するようにしましょう。危険な場所には近づかないことが鉄則です。

写真/フォトライブラリー

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監修/荒木 健太郎 Kentaro Araki
雲研究者・気象庁気象研究所主任研究官・学術博士。専門は雲科学・気象学。防災・減災のために、災害をもたらす雲の仕組みを研究している。映画『天気の子』気象監修。『情熱大陸』『ドラえもん』『マツコの知らない世界』など出演多数。著書に『すごすぎる天気の図鑑』シリーズなど。XInstagramYouTube

文/三上 萌々 Momo Mikami
気象予報士・防災士。テレビ高知アナウンサーを経て、現在はフリーアナウンサーとして「TBSNEWS」のニュースキャスターなどを務める。防災・減災のため執筆や講演等に取り組み、全国のJリーグクラブを巡り、サッカーと気候変動について啓発活動を行う。Instagram

●参考文献/『すごすぎる天気の図鑑 防災の超図鑑』荒木健太郎著(KADOKAWA)

監修/荒木健太郎 文/三上萌々 協力/太田絢子、佐々木恭子、鈴木幸花、津田紗矢佳

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