空を見上げて365 私たちの身近にある空には未知の魅力や不思議が詰まっています。誰かに話してみたくなるような空の世界を、雲研究者の荒木健太郎さんが案内します。一緒に今日の空を見上げてみませんか。
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酷暑日
夏至が過ぎ、夏本番の暑さを迎える時期も近づいてきました。新たに定義された「酷暑日(こくしょび)」は、この夏にあるでしょうか。
気象庁は2026年4月、最高気温が40℃以上の日を酷暑日という名称にすることを決定しました。夏日(最高気温25℃以上)、真夏日(30℃以上)、猛暑日(35℃以上)に対し、約20年ぶりに気温に関する名称が加わったのです。
酷暑日を追加した背景には、近年、異常な高温が頻発している状況があります。地球温暖化などの影響で、毎年のように最高気温40℃以上が観測されています。実際、2025年には、群馬県伊勢崎市で国内の観測史上最高の41.8℃(2026年5月現在)を観測し、のべ30地点で最高気温40℃以上を記録しました。この危険な暑さは、地球温暖化によって将来さらに深刻化するおそれがあります。
危険な暑さの夏を乗り切るために、酷暑日をはじめとする気温に関するキーワードに注目しながら、熱中症予防の指標となる「暑さ指数」や熱中症警戒アラートを確認するようにしましょう。
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写真/荒木健太郎
監修/荒木 健太郎 Kentaro Araki雲研究者・気象庁気象研究所主任研究官・学術博士。専門は雲科学・気象学。防災・減災のために、災害をもたらす雲の仕組みを研究している。映画『天気の子』気象監修。『情熱大陸』『ドラえもん』『マツコの知らない世界』など出演多数。著書に『すごすぎる天気の図鑑』シリーズなど。
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YouTube文/三上 萌々 Momo Mikami気象予報士・防災士。テレビ高知アナウンサーを経て、現在はフリーアナウンサーとして「TBS NEWS」のニュースキャスターなどを務める。防災・減災のため執筆や講演等に取り組み、全国のJリーグクラブを巡り、サッカーと気候変動について啓発活動を行う。
Instagram●参考文献/気象庁『2025年夏(6月~8月)に40℃以上の日最高気温を観測した地点』URL:https://www.data.jma.go.jp/stats/stat/202515/amd_mxtem_ov40_202515.html、気象庁『気温について』URL:https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq3.html、気象庁『最高気温が40℃以上の日の名称を「酷暑日」に決定』URL:https://www.jma.go.jp/jma/press/2604/17a/40degree_name.html、気象庁『日本の気候変動2025』URL:https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/ccj/index.html