連載「季節を切り抜く」
1月「門松」
作・文=濱 直史(立体切り絵作家)門松には「年神を家に迎え入れるための依(よ)り代(しろ)」という意味合いがあり、「松は千歳を契り、竹は万代を契る」と言われています。この門松には、新年を迎える皆様へ、良い年になりますようにとの願いを込めて「七宝(無限の子孫繁栄)」「麻の葉文様(子供の健やかな成長・魔除け)」「青海波(未来永劫の平穏)」「市松文様(発展と拡大)」「籠目文様(魔除け・厄除け)」の5つの吉祥文様の切り絵を施しました。
芸術作品として親しまれることの多い切り紙細工ですが、その歴史は古く、古来中国より祭祀用として伝わったと言われています。年中行事の飾りやまじない、縁起のために作られた歴史を辿り、一部地域では今も伝統的な切り紙を新年に飾る風習が見られます。
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