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見慣れない形の雲も、仕組みを知るともっと面白い! 波模様を描く「波状雲」とは

2026.01.31

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空を見上げて365 私たちの身近にある空には未知の魅力や不思議が詰まっています。誰かに話してみたくなるような空の世界を、雲研究者の荒木健太郎さんが案内します。一緒に今日の空を見上げてみませんか。 連載一覧はこちら>>

波状雲(はじょううん)

毎日空を見上げていると、思わず足を止めたくなる面白い形の雲に出会うことがあります。空に波模様を描く「波状雲(はじょううん)」もその一つです。

波状雲は、上下に波打つ大気の流れに伴って生まれます。空気が上昇するところに雲ができ、下降するところで消えるので、波のような見た目になります。波状雲は、上空の強い風によって現れることもあり、風向きに対して直角に並びます。このように、本来は目に見えない空気の流れが、雲の模様となって姿を現したもの──それが波状雲です。

雲の現れる空の高さや形によって大きく10種に分けた「十種雲形」では、半数以上の雲に波状の形が現れます。たとえば、高い空の巻積雲(うろこ雲)が波状になると、弦のような繊細な波模様になります。一方、低い空の層積雲(くもり雲)が波状になると、迫りくる波に圧倒されることもあります。


見慣れない形の雲に、少し不安を覚える人もいるかもしれません。しかし、その仕組みを知ると、不安な気持ちは薄れて、むしろ心に残る美しい景色になるでしょう。

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写真/荒木健太郎

写真/荒木健太郎


監修/荒木 健太郎 Kentaro Araki
雲研究者・気象庁気象研究所主任研究官・学術博士。専門は雲科学・気象学。防災・減災のために、災害をもたらす雲の仕組みを研究している。映画『天気の子』気象監修。『情熱大陸』『ドラえもん』『マツコの知らない世界』など出演多数。著書に『2すごすぎる天気の図鑑』シリーズなど。XInstagramYouTube

文/佐々木 恭子 Kyoko Sasaki
気象予報士・防災士。合同会社てんコロ.代表。民間気象会社で予報業務を担当、気象予報士受験生向けのスクール主宰。著書に『眠れなくなるほど面白い 図解 天気の話』(日本文芸社)など。XYouTube

●参考文献/『雲の超図鑑』荒木健太郎著(KADOKAWA)

監修/荒木健太郎 文/佐々木恭子 協力/津田紗矢佳、太田絢子

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