〔特集〕2026年開運祈願 ── 富士山から福来たる 「末広がり」の山容、日本一の高さが「繁栄」や「頂点」に通じることから、古くから“吉兆”とされてきた富士山。2026年の幕開けに際し、改めて日本の象徴であり、日本人の心の拠り所でもある霊峰富士の、霊験あらたかな力に触れることで、開運祈願をし、我が家に福を招きます。
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日本一
──横綱・大の里 化粧廻し
ダイヤモンド富士が輝く、横綱 大の里関の三つ揃いの化粧廻し。職人の手による点描刺繡で、富士山と昇る太陽、たなびく雲と裾野に広がる雲が、繊細かつ立体的に表現されている。2025年7月第75代横綱昇進を祝し、アイ工務店から贈呈された。
日本一の高さを誇る富士山。周囲に高い山がなく、その独立してそびえる姿、裾野が長く円錐形の美しい佇まいは、日本の象徴として世界中から広く知られています。
かつて江戸の町では、人々は日々、日本一高い富士山を目にしながら暮らしていました。江戸の町を開いた徳川家康は、富士山に深い崇敬の念を寄せ、富士山がよく見える駿府(今の静岡市)で生涯の3分の1を過ごしたといいます。
今も昔も日本人の心にある富士山は、日本文化や日本人の考え方にも、大きな影響を与えてきました。
そして、日本人の心に生き続けてきた国技であり伝統文化でもある大相撲。
新入幕から史上最速の速さでその頂点に立った、横綱 大の里関の三つ揃いの化粧廻しにも富士山がデザインされています。
日本一の富士山と大相撲の最高位である横綱。古くから人々に深い感銘を与えるその気高さと力強さは、両者に通じるものがあります。
(次回に続く。
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