カルチャー&ホビー

雲は大きく分けて10種類。空の高さと形が雲の名前を決めます【十種雲形を解説】

2026.01.05

  • facebook
  • line
  • twitter

空を見上げて365 私たちの身近にある空には未知の魅力や不思議が詰まっています。誰かに話してみたくなるような空の世界を、雲研究者の荒木健太郎さんが案内します。一緒に今日の空を見上げてみませんか。 連載一覧はこちら>>

十種雲形(じっしゅうんけい)

当たり前のように空に浮かぶ雲は、見るたびに違った姿で私たちの目の前に現れます。そんな雲も、実は大きく10種に分類することができます。これを「十種雲形(じっしゅうんけい)」といいます。

十種雲形は、現れる空の高さと形により雲を分類したものです。おおよその空の高さによって、低い空の「下層雲(かそううん)」、中くらいの高さの「中層雲(ちゅうそううん)」、高い空の「上層雲(じょうそううん)」の三つに分けられます。

下層雲には「層雲(そううん)」「層積雲(そうせきうん)」「積雲(せきうん)」「積乱雲(せきらんうん)」、中層雲には「乱層雲(らんそううん)」「高積雲(こうせきうん)」「高層雲(こうそううん)」、上層雲には「巻雲(けんうん)」「巻積雲(けんせきうん)」「巻層雲(けんそううん)」があり、それぞれ合わせて10種類です。


これらの雲には馴染みのある呼び名もあります。たとえば、「高積雲」は「ひつじ雲」とも呼ばれ、ひつじの群れのように空に広がることがあります。「巻積雲」は「うろこ雲」と呼ばれ、秋の空を代表する雲として知られています。

また、もくもくとした形で上空へ向かって成長する雲には「積」、水平方向に空に広がっていく雲には「層」という字が使われており、形の違いが名前にも表れています。

10種類の雲の名前を知っているだけで、空の表情は少し違って見えるかもしれません。早速窓を開けて、今日の空にはどんな雲が浮かんでいるか確かめてみてください。

積乱雲。写真/荒木健太郎

積乱雲。写真/荒木健太郎


監修/荒木 健太郎 Kentaro Araki
雲研究者・気象庁気象研究所主任研究官・学術博士。専門は雲科学・気象学。防災・減災のために、災害をもたらす雲の仕組みを研究している。映画『天気の子』気象監修。『情熱大陸』『ドラえもん』『マツコの知らない世界』など出演多数。著書に『すごすぎる天気の図鑑』シリーズなど。XInstagramYouTube

文/佐々木 恭子 Kyoko Sasaki
気象予報士・防災士。合同会社てんコロ.代表。民間気象会社で予報業務を担当、気象予報士受験生向けのスクール主宰。著書に『眠れなくなるほど面白い 図解 天気の話』(日本文芸社)など。XYouTube

●参考文献/『すごすぎる天気の図鑑』荒木健太郎著(KADOKAWA)

監修/荒木健太郎 文/佐々木恭子 協力/津田紗矢佳、太田絢子

  • facebook
  • line
  • twitter

12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2026 / 01 / 07

他の星座を見る

Keyword

注目キーワード

家庭画報ショッピングサロンのおすすめ
※外部サイト(家庭画報ショッピングサロン)に遷移します。 ※商品の購入には家庭画報ショッピングサロンの会員登録が必要です。

Pick up

注目記事
家庭画報ショッピングサロンのおすすめ
※外部サイト(家庭画報ショッピングサロン)に遷移します。 ※商品の購入には家庭画報ショッピングサロンの会員登録が必要です。
12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2026 / 01 / 07

他の星座を見る