カルチャー&ホビー

新国立劇場バレエ団、ロンドンへ。ダンサー特別インタビュー 米沢 唯さん×井澤 駿さん

2025.11.25

  • facebook
  • line
  • twitter

〔特集〕新国立劇場バレエ団、英国への挑戦 吉田都の『ジゼル』、世界へ 2025年7月。ロンドンの英国ロイヤルオペラハウスで『ジゼル』を踊ったのは、新国立劇場バレエ団。率いるのは、吉田 都さんです。5年前、新国立劇場バレエ団の芸術監督に就任した際、自身が活躍した “ロイヤル” のステージにダンサーを連れていきたい、と夢を抱いた吉田さん。それが形となりました。バレエ好きのロンドンっ子を沸かせた公演を追いました。前回の記事はこちら>>

特集「吉田都さん」の記事一覧はこちら>>>

新国立劇場バレエ団ダンサー
特別インタビュー

ロンドン公演でダンサーたちは何を感じ、どう成長したのでしょうか。ロイヤルオペラハウスのステージに立ったメンバーにインタビューしました。

Giselle 米沢 唯(よねざわ ゆい)さん × Albrecht 井澤 駿(いざわ しゅん)さん

©Tristram Kenton

米沢 唯さん

Q. ロンドンでの舞台には、どのような気持ちで臨みましたか?

どの舞台も全力で取り組むのが基本なので、今回も全力で臨みました。帰国後、ロンドンからファンレターが届き、海を越えて応援してくださるなんてと、嬉しかったです。

Q. 今回のロンドン公演は、どう感じましたか?
ずっとジゼルに没入していたので、一切の雑念なく踊り終えたとき、何かを乗り越えたというか……、不思議な経験でした。

Q. ロイヤルオペラハウスの舞台の印象は?
劇場に1800年代からの空気が流れているようで、力をもらえました。

Q. 本公演の一番の思い出を教えてください
(池田)理沙子ちゃんと本番が終わった翌日、朝食に行ったのが唯一の外食(笑)。ようやくロンドンにいるのだと実感できました。

井澤 駿さん

Q. ロンドンでの舞台には、どのような気持ちで臨みましたか?
初日は唯さんをサポートするという思いが強かったのですが、2回目はガラッと変わって、ロイヤルで踊る楽しさを知りました。

Q. 今回のロンドン公演は、どう感じましたか?
環境が素晴らしく、一人一人がアーティストとして活躍しているトップレベルのダンサーたちからも刺激を受けました。最後は帰りたくないと思ったほどです。

Q. ロイヤルオペラハウスの舞台の印象は?
お客様との距離が近い舞台でしたね。

Q. 本公演の一番の思い出を教えてください
自分の中のすべてが変わるきっかけとなった公演でした。意識の持ち方も含めて、バレエの基礎を見つめ直し、地盤を固めて表現力に繫げていきたいと思っています。

(次回に続く。この特集の記事一覧はこちらから>>

この記事の掲載号

『家庭画報』2025年12月号

家庭画報 2025年12月号

撮影/奥田祥智(リハーサル風景) 編集・文/富川匡子〈emu〉

  • facebook
  • line
  • twitter

12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2025 / 12 / 05

他の星座を見る

Keyword

注目キーワード

Pick up

注目記事
12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2025 / 12 / 05

他の星座を見る