連載「言葉の道しるべ」11月 内なる若さ
選・文=安藤忠雄(建築家)サントリーの佐治敬三さんには生前本当にお世話になった。思い出は語り尽くせないが、中でも心に残っているのはこのサミュエル・ウルマンの「青春」の一節だ。
佐治さんはこの詩を通して、失敗を恐れることなく困難な現実に立ち向かう挑戦心や、どんな逆境にあろうとも夢を諦めない心の逞しさが、いかに大切かを私に教えて下さった。
この「内なる若さ」さえ失わなければ、人は老いることなく生きられるのだ、と。今でもその言葉は私にとって生きる力となっている。
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