エンターテインメント

舞台『リア王-KING LEAR-』主演 内野聖陽さんインタビュー 「老いることは果たして悲劇なのか?」

2026.09.18

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若者の話にも聞く耳を持つ柔軟なジジイになりたい

「老いることは果たして悲劇なのか?幸福であるとも考えたいですね」

内野さんご自身にとって“老い”とはどんなものでしょうか?

「老いって、自分で老いたと感じた途端にやってくるものなのかもしれません。僕自身がどんなジジイになりたいかというと……健康で、パワフルではありたいけれど、何より頭は固くなりたくない。若い子たちと話していると世代のギャップで価値観の違いを感じることも多くなりましたが、彼らの意見も取り込める、柔らかい感性でいられたらと思います。この作品をご覧になる方も多分、自分自身やパートナー、そして親など、“老い”というものと何かしらの形でかかわっているはず。介護していらっしゃる方の視点、もの忘れから老いていくことに不安や恐怖を感じ始めている方の視点など、立ち位置によっていろいろな見え方ができる芝居になると思っています」

内野聖陽(うちの・せいよう)
1968年生まれ、神奈川県出身。1993年俳優デビュー。森田芳光監督作『(ハル)』で第20回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。NHK大河ドラマ『風林火山』や『臨場』『きのう何食べた?』、舞台『笑の大学』、『芭蕉通夜舟』など多彩な役をこなす。映画『負けへんで』が2026年11月13日公開予定。


舞台『リア王-KING LEAR-』

王位と領土を譲渡すべく、娘たちの愛情を試す国王リアは、王に苦言を呈する三女コーディリアを勘当し、甘言を口にする長女・次女に領土を分割する。しかしその後の姉たちの非道な仕打ちにリアは出奔、荒野で狂乱する。フランス王に嫁いだコーディリアはリアと再会を果たし、姉たちに戦いを挑むが……。

2026年9月21日(月・祝)~10月4日(日)東京芸術劇場 プレイハウス(東京)
料金:全席指定1万2000円ほか
お問い合わせ:東京芸術劇場ボックスオフィス 
TEL:0570-010-296(休館日を除く 10時~19時)
ほか新潟、愛知、兵庫、岡山、福岡公演あり
作/ウィリアム・シェイクスピア 訳/松岡和子 演出/森 新太郎
出演/内野聖陽 前田公輝 井之脇 海
清水くるみ 川上友里 内田 慈 大山真志 永島敬三
和田正人 杉本哲太 山路和弘ほか
URL:https://kinglear.geigeki-classics.jp/

この記事の掲載号

『家庭画報』2026年10月号

家庭画報 2026年10月号

撮影/筒井義昭 スタイリング/中川原 寛 ヘア&メイク/佐藤裕子 取材・文/清水井朋子

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