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- 吉沢亮さんインタビュー ミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』で難役に挑む
シリアスな人間ドラマや歴史エンターテインメント、コメディなど、幅広いジャンルの映画や舞台で活躍されている吉沢さん。出演する作品はどのように決めているのでしょう。
「一番の決め手は自分が演じる役が魅力的か、心からやりたいと思えるか。これは1ミリも売れていなかった10代の頃から変わりません。あとは脚本の温度感も大きいです」。
脚本の温度感というと、熱いほどいいのでしょうか? そう尋ねると、吉沢さんは言葉を選びながら、楽しそうに説明してくれました。
「僕はあったかい脚本が好きなんです。心が温かくなるというのとはまた違って、ほんわか温度が伝わってきて、自分が考えたくなるような脚本。バーンと見せつけてくるような、熱々の脚本はあまり好きじゃないんです。自分が映画を観るときもそうで、セリフを聞いて『どういうことなの?』と想像したくなるものが、僕にとってはいい作品。でも、『ババンババンバンバンパイア』は熱々だったかもしれませんね(笑)。あれはあれで最高です」。
最後に、オンとオフの切り替えについて伺うと、「基本的にはカメラが回っているときだけスイッチが入っていて、それ以外は素でいる感覚です」と吉沢さん。すると撮影をしていない今も素ですか?と問うと、「素です」と即答。どれほど脚光を浴びても、驕らず、飾らず、ぶれずに新たな役に挑み続ける国民的俳優から、今後も目が離せません。
エヴァン・ハンセン(柿澤勇人、吉沢 亮のダブルキャスト)は社交不安障害を抱える高校生。亡くなった同級生について噓をついたことで思いがけない事態を引き起こしてしまい──。青年の孤独や葛藤、成長の物語を、胸を打つ名曲にのせて贈る。トニー賞6部門受賞の傑作の日本演出版。
~2026年8月23日(日) EXシアター有明(東京)
全席指定S席平日1万4000円(土曜・日曜・祝日1万5000円)ほか
お問い合わせ:ホリプロチケットセンター
TEL:03(3490)4949(平日11時~18時)
ほか愛知、大阪公演あり
脚本/スティーヴン・レヴェンソン
作詞・作曲/ベンジ・パセック ジャスティン・ポール
翻訳・演出/小山ゆうな 訳詞/高橋知伽江
出演/柿澤勇人・吉沢 亮 安蘭けい・堀内敬子 木下晴香・松岡茉優
立石俊樹・廣瀬友祐 上口耕平・須賀健太 高野菜々・宮澤佐江
瀬奈じゅん・マルシア 石井一孝・新納慎也ほか(各役五十音順、ダブルキャスト)
この記事の掲載号
撮影/筒井義昭 スタイリング/九〈Yolken〉 ヘア&メイク/小林正憲〈SHIMA〉 取材・文/清水千佳子