〔特集〕70歳同級生対談 郷ひろみさん×大地真央さん 人生ますます絶好調 圧倒的な輝きの理由 お二人が登場した瞬間、スタジオの空気が一変。たちまち華やかな雰囲気に包まれました。日本のエンターテインメント界に燦然と輝く二つの星(スター)。郷ひろみさんと大地真央さん。ともに70代を迎えたお二人は、友情を育みながら、ますます充実の時を重ね、時代のトップを走り続けています。『家庭画報』では、じつに10年ぶりとなる共演で、その輝き続ける秘密をじっくり語り合っていただきましょう。
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郷ひろみさん

Q. 70代の抱負
A. “黄金”の60代の上は“プラチナ”? 夢は広がりますね60代を前にして雑誌で始めた連載のタイトルが『黄金の60代』。経験したことが自分の力になって、人間としても柔らかくなる60代はきっと素晴らしいんじゃないかという思いを「黄金」に込めました。もちろんいろいろなことがあるけれど、できるだけポジティブに切り替えて、70代も楽しく過ごしていこうと思います。黄金の上はプラチナ? その上はダイヤモンドかな? 夢は広がりますね。
Q. 最後の紅白はいかがでしたか?
A. 素晴らしいステージに挑戦し続けられたことに感謝です『紅白歌合戦』というのは、僕にとって素晴らしいステージなんです。一つのステージに3日間のリハーサルを重ねる。そんな番組って、本当にないです。毎回が挑戦であり、自分が成長できる場でもありました。その素晴らしさを若い人たちにも経験してもらいたい、そして挑戦し続けてほしい。一緒にパフォーマンスを盛り上げてくれたみんなと最後にハイタッチをしました。「後は頼んだよ」という思いで。
Q. お母様とのお別れに思うこととは
A. 僕を𠮟ってくれる唯一の存在だった母は紅白のステージを楽しみにしていたから、一区切りをつけるという決断は複雑に受け止めたと思います。でも、僕が決めたことだからしょうがない、と思ったんじゃないかな。最後の紅白もテレビで見てくれました。「あんたはすごいね」といいながら「産んだのは私だから」って。必ず自分を主張する。まあ、よくそんなにエネルギーがあるなと感心するくらい。唯一、僕を𠮟ってくれるのが母親であり、一番近くにいるファンでした。
Q. 憧れの人は?
A. 沢田研二さんは、永遠に越えられないであろう存在僕にないものを持っているアーティストはたくさんいて、常々素晴らしいと思っています。そうした人たちの歌を聴いたり、見たりして、足りない部分は真似していこう、取り入れてみようという意識はなくしたくない。ただ、僕にとって越えられないものがあるとしたら、それが沢田研二さんという存在。自分自身を確固として持っている、あの人の生き方が好きなんですよね。僕の中では永遠の憧れです。
Q. 10年後の自分を思い描くとしたら
A. 僕にとっては「今をどう生きるか」が大事なんだと思う80歳ですか、80代でも元気な方は大勢いらっしゃるから、自分の80代もそうありたいとは思いますね。でも、人間って先を考えると不安になったり、つい背伸びしてしまったり、あるいは過去を振り返って後悔したり……だからこそ、「今をどう生きるか」というほうが、僕には大事なんだろうと思います。たとえ大変でくじけそうなことでも、よりよい方向に変わると信じて毎日やり続けるほうがいい。そんな生き方が、僕には合っているなと。
郷ひろみ(ごう・ひろみ)1955年福岡県生まれ。1972年NHK大河ドラマ『新・平家物語』で芸能界デビューし、同年「男の子女の子」で歌手デビュー。「お嫁サンバ」「2億4千万の瞳」「言えないよ」など多数のヒット曲を世に送り出す。日本を代表するポップシンガー。メモリアルな70歳の武道館公演2DAYSを完全映像化したDVD&Blu-rayが発売中。
(次回に続く。
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