「未来の平和を願って、必死に命を繫いだ人々を描いた作品です」
「大変ではありましたが、みんなで汗を流しながら力を合わせて臨み、いい経験になりました。山田敏久監督やスタッフの方々のチームワークも素晴らしくて“みんなでつくった感”が強い作品です。残念なことに、戦争を身近に感じるようになってきた昨今。未来の平和を願って必死に命を繫いだ人々を描くこの映画が多くの方に届き、新たな未来へ踏み出すきっかけになればと願っています」
真面目で誠実な人柄が、言葉や佇まいに滲む竹野内さん。
「たとえば寒い冬が過ぎて桜が咲き、やがて新緑が輝いて……というように、日常の中で四季を彩る自然に触れたとき、平和のありがたさと幸せを感じます」と、優しい目で穏やかに語ります。
「まだ見ぬ自分を発見したいという思いで、役者を続けているところがあります」
撮影の準備は常に欠かさない竹野内さん。「でもいざ撮影が始まると、頭で考えた理屈や感情はさほど役に立ちません(苦笑)。その場で感じたことや閃きを、なるべくお芝居にのせるようにしています」。
一方で、チャレンジャーな一面もあるようで、そこがまた魅力的。役づくりの一環として、体形まで変えようと真摯に取り組むあまり、体調を崩しかけたこともあるといいます。
「まだ見ぬ自分を発見したいという思いで、役者を続けているところがあります。全く想像のつかないような役柄や企画に出合えたときは、今後もできる限り挑戦していきたいですね」
竹野内 豊(たけのうち・ゆたか)1971年東京都生まれ。モデルを経て、1994年に俳優デビュー。映画『冷静と情熱のあいだ』で日本アカデミー賞優秀主演男優賞、『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』でブルーリボン賞主演男優賞を受賞。2022年には京都国際映画祭で三船敏郎賞を受賞する。近年の出演作は、映画『シン・ゴジラ』『イチケイのカラス』、ドラマ『さまよう刃』『あんぱん』など。公開待機作として、映画『SPIRITWORLD ─スピリットワールド─』(2025年10月31日公開予定)がある。
映画『雪風 YUKIKAZE』
© 2025 Yukikaze Partners.配給/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント・バンダイナムコフィルムワークス
1941年の日米開戦以降、駆逐艦「雪風」は過酷な戦場で活躍しつつ、沈む僚艦の乗員を救出し続けていた。新艦長・寺澤一利(竹野内 豊)は、着任早々見事な操艦を見せるが、乗員救命を第一とする先任伍長の早瀬幸平(玉木 宏)は反発する。戦況はさらに悪化し……。
全国公開中
監督/山田敏久 撮影監督/柴主高秀
脚本/長谷川康夫
出演/竹野内 豊 玉木 宏 中井貴一
URL:
https://www.yukikaze-movie.jp/