
「香川県」には脈々と受け継がれてきた伝統的工芸品がいくつもあります。時代の変遷とともに旧来の需要が減りつつある中、新しい価値を生み出す試みが盛んです。この度は「庵治石(あじいし)」と「組手障子(くでしょうじ)」が意外にも食卓を彩るテーブルウェアへ大変身。モダンにアップデートされた端正な調度品が日々の暮らしに華やぎをもたらします。

世界的彫刻家イサム・ノグチも賞賛した香川県の銘石「庵治石」は高松市の庵治町と牟礼町だけで産出される花崗岩で石目の美しさ、硬度の高さ、緻密さは世界でも比類なく平安時代より高級な石材として珍重されてきました。
『家庭画報』ではその魅力を食卓の華やぎにするべく「クーラー」とお揃いの「プレート」を誂えました。クーラーで目指したのはわくわくするような妙味のある形。アシメトリーな丸いフォルムや傾くボトルを支えながらの安定感は高い加工技術があればこそ。試行錯誤の末、アートピースさながらのデザインに仕上がりました。
機能面でも庵治石ならではの特徴が生きていて、クーラーは幅も高さも約14センチとコンパクトですが保冷能力が高く飲み物をしっかり冷やし続けることができます。またお揃いのプレートは鏡面とマット面のリバーシブルで食材に合わせて使用面を選べます。高級感溢れる美しい石目と洗練されたフォルム。新たな美を纏った庵治石のテーブルウェアは、和洋いずれのテーブルシーンでも世界にたった一つの輝きを放ちます。
庵治石クーラーとプレート

「組手障子」は装飾性に富み柔らかな光を通す美しい間仕切りとして、鎌倉時代から日本の住空間に欠かすことのできない役割を担ってきました。その工程は凹型の木片を釘を使わずに組み上げる緻密な手作業で、0.1ミリの誤差も許されません。
香川県では後世に残すべく、平成元年に伝統的工芸品に指定。編集部ではこの美の技法を暮らしに生かしたいと「トレイ」と「キャンドルカバー」へのリデザインを提案し、製作は建具の現代風アレンジで定評のある伝統工芸士の森本 隆さんへ託しました。
「トレイ」には食器として使いやすいようにアクリル板と着脱式の脚を用意しました。フラットで使えるほか、脚をつけたしつらいは視線を集め、特別感を演出してくれます。
そして光の透過の美しさに着目して製作したのが「キャンドルカバー」です。うす暗がりの中、三つ組手文様から漏れ出す光は和の美意識そのもの。キャンドル一つで心安らぐ空間が生まれます。
組手障子トレイ
【受注生産】
48,000円(10%税込・梱包配送料込)
申込番号 9211-018679-0-0
セット内容:トレイ1個、アクリル板1枚、着脱式の脚4個 サイズ(約):トレイ/幅43×奥行き18×高さ3.5(脚ありは7)センチ デザイン・製作:香川県伝統工芸士「森本建具店」森本 隆 ※納期の目安は注文後30日以内。
組手障子キャンドルカバー
【受注生産】
22,000円(10%税込・梱包配送料込)
申込番号 9211- 0 18680-0-0
セット内容:キャンドルカバー1個、キャンドルホルダー(ガラス製)1個、キャンドル1個 サイズ:幅・奥行き・高さ9センチ デザイン・製作:同上 キャンドルカバーはキャンドルホルダーにキャンドルを入れて着火の後、被せてください。※納期の目安は注文後30日以内。
【共通のご案内】
●価格はすべて、税込み・梱包配送料込みを表記しています。
●すべての商品は、手作りのためサイズや形状に個体差があります。
●お問い合わせ
家庭画報ショッピングサロン
フリーダイヤル 0120-919-287(無料)
受付時間:9時~18時(変更することがございます)
URL:https://shop.sekaibunka.com/
撮影/森山雅智 スタイリング/横瀬多美保 料理制作/福岡直子 商品開発/横瀬多美保 阿部聖子 構成・文/阿部聖子