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今どきのお洒落なアートの飾り方 [表装・表具編]アートをモダンに魅せる“和の装い”

2026.10.06

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〔特集〕価値ある作品で人生を豊かに 「アートのある暮らし」 かつては投資の対象として語られることも多かったアート。今や資産性にとどまらず、日々の暮らしを豊かに彩る存在へと広がっています。お気に入りの作品を迎えた住まいから、注目のアーティスト、飾り方まで、美術館だけではない、日常に息づくアートの魅力をお届けします。

・特集「アートのある暮らし」の記事一覧はこちら>>>

今どきのお洒落なアートの飾り方

[表装・表具編]アートをモダンに魅せる“和の装い”

絵に和紙・裂(きれ=布)を張り付け、掛け軸や屛風などに仕立てることを“表具”といいます。「現代アートを掛け軸に」という言葉だけでは、それがモダンに部屋を飾るイメージは浮かばないかもしれません。しかし、職人技の光る和紙や、美しい光沢を湛える織物と合わせることで、どんな作品も新鮮な趣を見せるのです。

掛け軸と聞くと床の間を連想してしまいますが、マンションの洋間の壁に気軽に掛けてみるのもおすすめ。


寝室には落ち着いた色合いの掛け軸を。情趣溢れる白百合に、横糸を切り替えて織った絶妙なニュアンスの裂を合わせて。

林 百合子
Yuriko Hayashi(1982~)

《ふりつもり》
岩絵具、和紙 36.8×47.5センチ(軸寸146×69センチ)

「修復し続けることで、何代も先まで絵や大切な史料を遺すことができます」。こう語るのは西荻窪で表具店「数寄和(すきわ)」を営む岸田憲和さん。作品保存の観点からも表具は優れた日本文化であり、巻けばコンパクトに、収納時も場所を取りません。

ギャラリー兼表具店である数寄和。表装の予定がない方でも気軽に入店可能。

店内に立つ店主の岸田憲和さん。

「採算度外視で、作品に一番合う素材を選びたい」という岸田さん。飾る場所のイメージとお客様からの要望を取り入れつつ、合わせる紙や裂を決めていく。

お気に入りのアートに和のエッセンスをプラスして、素敵に長く、ご自宅を彩ってみませんか。

数寄和では屛風の仕立ても手がける。シックな部屋に彩りを加え、気分と雰囲気をがらりと変えて。

武田州左
Kunisa Takeda(1962~)

《光の采・607》
岩絵具、膠、和紙 73.6×179.4センチ(屛風寸77×182.8センチ)

微笑みを湛える女性の日本画をリビングの一角に。しなやかな裂が、作品の持つ柔和なイメージと調和して。テーブルランプ/フリッツ・ハンセン東京

加藤ゆわ
Yuwa Kato(1984~)

《きちんと》
彩墨、和紙 30.3×27.1センチ(軸寸101.6×46.2センチ)

こちらの作品を「家庭画報 Art Gallery」で販売します。(申し込み番号3026-020311-0-0)

数寄和
東京都杉並区西荻北3-42-17 ツインハイツ1階
TEL:03(3390)1155
営業時間:10時~19時
URL:https://sukiwa.net/

(次回へ続く。この特集の一覧はこちらから>>)

この記事の掲載号

『家庭画報』2026年10月号

家庭画報 2026年10月号

撮影/鍋島徳恭 スタイリング/横瀬多美保

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