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モネ没後100年にフランスで開催されるイベントをご紹介。モネの家や庭の公開も

2026.04.14

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〔特集〕没後100年特別取材 クロード・モネ 睡蓮に至る道 クロード・モネが、ジヴェルニーの自宅で86年間の生涯を閉じてから、今年で100年。この記念すべき年は、現在開催中の東京・アーティゾン美術館での大規模な展覧会で幕を開けました。パリのオルセー美術館から来日した貴重な作品群とともに印象派以前の青年期から晩年の睡蓮に至るまでの、20世紀を代表する画家の生涯を辿ります。

特集「クロード・モネ 睡蓮に至る道」の記事一覧はこちら>>>

2026年 クロード・モネ没後100年を記念して、フランスで開催される主なイベント

モネが暮らし、描いたパリとノルマンディー地方では、2026年3月から100以上のイベントが開催される予定です。その一部をご紹介します。

[Paris(パリ)]

●オランジュリー美術館『モネと時間』

2026年9月30日~2027年1月25日
オルセー美術館、マルモッタン・モネ美術館が所蔵するモネ作品が一堂に集められた特別展『モネと時間』に加え、VR体験『モネ、水の流れに沿って』も開催される。


住所:Jardin des Tuileries, 75001 Paris
休館日:火曜
開館時間:9時~18時
オンライン予約一般12.5ユーロ
URL:https://www.musee-orangerie.fr/

●マルモッタン・モネ美術館
『風景画の歴史、モネからホックニーまで(1890年から2025年)』

庭階-クロード・モネの展示室 ©Christian Baraja SLB

2026年9月24日~2027年1月31日
印象派の名の由来となった上写真の《印象・日の出》を所蔵する同美術館では、1890年から2025年までの風景画の歴史に焦点を当てた特別展を開催。

住所:2, rue Louis-Boilly, 75016 Paris
休館日:月曜
開館時間:10時~18時(木曜は~21時)
一般14.5ユーロ(変更の可能性あり)
URL:https://www.marmottan.fr

[Argenteuil(アルジャントゥイユ)]

●Maison Impressionniste 印象派の家

2026年4月1日~9月30日
モネが実際に暮らし、259点もの作品を描いた家。ピクトグラムがつけられた扉や引き出しを開けると、モネがアルジャントゥイユで暮らした7年間に描いた作品のデジタル複製画が現れるという仕掛けが楽しい。

住所:21, boulevard Karl Marx, 95100 Argenteuil
開館時間:水曜・土曜11時~13時、14時~19時 日曜14時~19時
休館日:8月1日~31日
一般5ユーロ
*オンライン予約が望ましい
URL:https://www.maisonimpressionniste.fr/

●セーヌ川沿い

アルジャントゥイユをはじめ、シャトゥー、リュエイユ・マルメゾン、ブージヴァルなどセーヌ川沿いの都市では、モネの画業の足跡を辿るガイドツアーや料理イベントなどが開催される。

[Vétheuil(ヴェトゥイユ)]

●モネの家

ヴェトゥイユにあるモネの家 ©Claire Vincent

2026年4月1日~10月31日
モネが1878年から81年まで暮らし、約200点の作品を描いた家が、没後100年を記念して4月から一般公開される。個別訪問は予約不要。予約制の約1時間~1時間30分のガイド付きツアーも行われる。

住所:16, avenue Claude Monet, 95510 Vétheuil
開館時間:第1・第3土曜、日曜9時~18時
一般6ユーロ
URL:https://vetheuil-impressionniste.com

[Giverny(ジヴェルニー)]

●モネの家と庭

クロード・モネの家にあるダイニングルーム ©Fondation Claude Monet

2026年4月1日~11月1日
1883年に転居してから亡くなるまでの43年間を暮らした家と、モネ自らがつくり上げ、作品のモチーフとした花の庭と水の庭を観賞できる。

住所:84, rue Claude Monet, 27620 Giverny
開館時間:10時~18時
一般13ユーロ
*オンライン予約が望ましい
URL:https://claudemonetgiverny.fr/

●ジヴェルニー印象派美術館
『睡蓮の前にモネが見つけたジヴェルニー 1883年~1890年』

2026年3月27日~7月5日
エプト川やセーヌ川、草原や丘など、ジヴェルニーの風景を描いた作品を集めた展覧会。

住所:99, rue Claude Monet, 27620 Giverny
開館時間:10時~18時
一般12ユーロ
URL:https://www.mdig.fr

[Le Havre(ル・アーヴル)]

●アンドレ・マルロー近代美術館
『ル・アーヴルのモネ』

クロード・モネ《サン・タドレス》
1867年、油彩/カンヴァス、ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
※ワシントン・ナショナルギャラリー創立50周年を記念し、キャサリン・ギャンブル・カランおよび家族より寄贈
©Washington, National Gallery of Art.

2026年6月5日~9月27日
家族でル・アーヴルに移住した1845年からパリで第1回印象派展が開催された1874年までの、モネの若き日々に焦点を当てる展覧会。

住所:2, boulevard Clemenceau, 76600 Le Havre
開館時間:11時~18時(土曜・日曜は~19時)
火曜休館(ほかに休館日あり)
一般5ユーロ
URL:http://www.muma-lehavre.fr/en

●ノルマンディー印象派フェスティバル 特別エディション

2026年5月29日~9月27日
ル・アーヴルをはじめ、ルーアン、ドーヴィル、オンフルールなどのノルマンディー地方全域で、モネ没後100年を記念する現代アートを中心とした約60のイベントが開催される。日本のアーティストも招聘され、中谷芙二子さんがオンフルールで霧の彫刻を、蜷川実花さんがルーアン大聖堂のライトアップを公開する。

詳しくはフランス観光開発機構公式サイトの特設ページへ
https://www.france.fr/ja/article/impressionnisme-2026/


[パリ・オランジュリー美術館発]
モネの世界を冒険する、大人も楽しめる美しい絵本
『モネと睡蓮 ジヴェルニーの庭の小さなスパイ』

モネの晩年の日々を小さなスパイが追いかけるというストーリーの絵本。傑作の『睡蓮』はいかに描かれたのか。ジヴェルニー転居後のモネの人生と画業について解説する章も。オランジュリー美術館監修。

文/ベアトリス・フォンタネル
絵/アレクサンドラ・ユアール 訳/松井文恵
3190円 世界文化社刊

この特集の記事一覧はこちらから>>

この記事の掲載号

『家庭画報』2026年04月号

家庭画報 2026年04月号

構成・文/安藤菜穂子 参考文献:『クロード・モネ 狂気の眼と「睡蓮」の秘密』 ロス・キング 著 長井那智子 訳 亜紀書房 『図説 モネ「睡蓮」の世界』 安井裕雄 著 創元社

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